
あったかい森の中を歩くこと10分
今回の最大の目的であった、50年ぶりに発掘された風穴へ到着

風穴とは・・・?!
冷蔵庫のなかった時代に、『天然の冷蔵庫』と言われていたもので、
冷風が吹き出す洞窟や岩場を指すんだそうです。
過去には、蚕(かいこ)の卵を保存するために使われていたそうです。
ご案内していただいた真鍋正和さん
恐る恐る、中へも降りてみます。
真鍋さんに伺いました♪
私が子供の時も、すでに屋根はなくなっていて、
全体の石組だけ見た記憶がありました。
その記憶を元に場所を探しました。
見つけた時には、全部埋まっていましした。
このコケが残ってる場所は、形が残っていましたが、
色がきれいに見える石は、埋まっていたのを掘り起こして、
石垣を組み直しました。
登山道がありますが、三野町のほうからも志保山を登るために整備をしていました。
こちらから行く道とかさなり、一緒にさせてほしいということで、
だいたい4名くらいの方と一緒に整備を始めました。
そして、風穴の話もしたら、是非一緒に整備したいと力を貸してくれました!
仁尾村史に一枚だけ残っていた写真
昔は周りを囲む小屋や瓦の屋根もあり、大切にされたいたそうです。
地上の高さ、奥行きともにだいたい4m
地面からだと7m程度
この石垣の隙間、3方から、冷風が流れ出ているので
全体を囲うことで、天然の冷蔵庫を作っていたということになります。
冬だとわかりにくいのですが、夏に来ると、
冷風が流れ出ているのが感じられます。
隙間に手をかざすと、ひんやりした風を感じます。
いつも温度計が差し込んでありますので、その時の温度をチェックしてみてください!
真鍋さんの風穴のへの想いとは?
これは、自然の贈り物なんですよね。
これからも人工的に作ることはできないんですよね。
これまでは、香川県唯一として、綾川町の高鉢山の風穴が知られていましたが、
明治42年に綾川町の高鉢山と仁尾町の志保山で見つかっているという文書も
見つかっていました。
なので、今回、仁尾町でも見つかり、整備が整って、本当によかったです。
昔の状態に戻して、地域の子供に、歴史を物語る場所として知ってもらいたいですね。
天然の冷蔵庫、自然からのプレゼントなんですね・・・

自然がこしらえてくれたものなの、大切にしていきたいですね。
さて、この風穴は、志保山の山頂423m中の163mあたりにあります。
そこで真鍋さんは、次の疑問がひらめいたそうです!
この石をどうやって運んだんだろう!?
その疑問を胸に、さらに山への探求は続くのです・・・
そのお話は、また続きのブログでご紹介します!
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吉津峠の地図はこちら
風穴の入口は、三野町から仁尾町に入ってすぐ、
坂道を下り始めた右手に、看板があります。
道路際に、こんな看板が出てきます!!!
道を入って少し行くと、登山口があります。
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志保山登山のご紹介はこちら 1. 2
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