先日四国新聞にも掲載された絵本『白い杖』
本を持っているのは、作者である粟島在住の松田悦子さん
『白い杖』と聞いて、何のことかわかりますか?
『白い杖』とは、視覚障害者の方が歩くときに使うことの多い、『杖』のこと。
よ〜く思い出してみると、どこかで、杖をつきながら歩いている方に、
お会いしたり、すれ違ったりしたことはありませんか?
なかなか接点がないかもしれませんが・・・
視覚障害があって、それでも町中を歩こうとすると、
いろいろな障害物や不便さがあるのだそうです。
そんなことも、『こんなことに困ってるんだよ』ということがわかったら、
できることで変えていけること、気をつけていけることがいろいろあるんです。
そんな想いをもった視覚障害のある三宅さんと、
三豊市の粟島在住の松田悦子さんの交流で、一冊の本が生まれました。
『白い杖』
これを、丸亀市視覚障害者福祉協会が本にしました。
主人公はもぐらのクロスケとうさびのピーコちゃん。
その2人を中心に、白い杖を持ちながら過ごすことで起こる、
さまざまな障害があることを知り、
健常者から気を付ける必要を感じさせる絵本になっています。
そして、丸亀市視覚障害者福祉協会のご好意により、
三豊市教育員会に白い杖が寄贈されました。
三豊市内の小学校などに配布される予定です。
みなさんもこの絵本を手に取ってご覧いただき、
主人公のもぐらのクロスケとうさぎのピーコちゃんのこと、
絵本の続きを考えてください。
絵本には、三豊市の花「マーガレット」がたくさん登場します!
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