2015年6月11日
香川用水記念公園 水口の広場にて
今年の配水の安全と豊潤を祈願し、
そして大事な水への感謝を込めて水口祭が執り行われました。
水口(みなくち)とは、田んぼに水を引き入れる入り口のことで、
阿讃導水トンネルの出口にある財田町の東西分水工を
水口に見立てて、ここで水口祭を斎行します。
昔から讃岐平野では、4月中旬に田植えの準備作業をして地ごしらえをしたとき、
水口へ氏神様から頂いたお札(護符)を立て、
季節の花や焼き米をお供えして水への祈りと感謝を捧げる風習がありました。
この風習にちなんで、香川用水の配水が増量されて、
本格的なかんがい期に入る6月11日を選んで実施しています。
(6月11日から日量約39万トンとなり、
前日までの取水量の約3倍に増量されるそうです)
当日はしとしとと雨が降っていましたが、たくさん方が来場していました。
勢い良く吹き上がる水柱は、まるで天に登る竜のよう!!
歓声が上がります。
奉納の様子です
財田鍬おどり(三豊市財田町)
財田町長野獅子(三豊市財田町)
大野原龗王太鼓(観音寺市大野原町)
お接待のうどんは丸亀市綾歌町【碧空会】の方々や
三豊市内の婦人会の方々が作ってくれています。
今年も大行列
ごちそうさまでした
これからも水への感謝の気持ち、大事にしていきたいです。
水口祭の後は香川用水記念公園を散歩しました。
心が洗われるような素敵な場所ですよね。
香川用水記念公園
[ここに地図が表示されます]
アヤミでした(*^^*)
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