2016年04月17日

本山寺鎮守堂 修理現場公開 檜皮葺替修理見学体験会に行ってきました!

4月16日(金)
香川県指定有形文化財
本山寺鎮守堂修理現場公開
檜皮葺替修理 見学体験会

さくらさんとアヤミが行ってきました。

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過去の本山寺の記事はこちら
【馬頭観音特別御開帳のお知らせ】春の本山寺 貴重な機会へどうぞ♪ 『鎮守堂 ふきかえ見学会 & 馬頭観音ご開帳』
【『平成の大修復』について】本山寺五重塔 平成の大修復
【鎮守堂って?】勝手に都市伝説〜三豊の竜Part11〜

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【鎮守堂ものがたり】
鎮守堂は何度かの修理を繰り返し、約170年経った江戸時代の中頃(正徳4年)に大修理をしたそうです。
この時に、それまで【檜皮(ひわだ)】(ヒノキの皮)か【こけら】(薄い木の板)を葺いていたと思われる屋根を瓦葺きにし、部材の飾りも江戸時代風に変えられたと考えられます。

昭和60年の修理では、江戸時代の材をできるだけ利用しながら、屋根を檜皮葺きに復原するなど、鎮守堂が建てられた当初の姿に近づけました。
修理から30年経ったいま、傷んだ檜皮の屋根を葺き替える修理が行われています。


その修理現場を見ることができるというのはとても貴重な経験だと思います。
どうやって修理するんでしょうか…
修理には丹波市から職人さんがいらしていて、詳しい説明もしてくれました。
子どもから大人まで興味津々です!様々な質問が飛び交います。

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こちらが檜皮(ひわだ)です。
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檜皮包丁といわれる先の尖った専用の刃物を使い、形を整え、
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数枚重ねて檜皮包丁でちょんちょんとしていきます。
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簡単そうに見えますが、10年以上修行しないとここまでできないそうです。

そして、
この檜皮を竹でできた釘で屋根に打ち付けていきます。

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なんと職人のみなさんは、この竹釘を口に30本も40本も含みます。(個人差があるそうです)
それを右の頬から左頬へ(左頬から右頬へ)移動させて尖ってない方を出し、
金槌の柄についている金属の部分に添え、そのまま尖ったほうを差し込み打ち付けます。
(口の中を怪我したりしないんですか?という質問もありましたが、ないそうです。)
金槌を持っていないほうの手は檜皮を抑えています。
竹釘は叩いたほうがつぶれて、檜皮がしっかりととまるそうですよ。

見学の前にこちらで説明を受け、そのあと竹釘打ち体験をすることができました💡

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さくらさん、アヤミも挑戦👊✨

二人とも竹釘を口に入れるものの、うまく方向転換できず…

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あれ?という表情。

持ち方も差し込むのも一苦労💦
そしてきれいに打ち込めない…

体験後は、
いよいよ鎮守堂修理見学です。

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行ってきます❗
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さっき見た檜皮がこんなにしっかりした屋根になるんですね👀
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カーブも美しいですね。
檜皮を並べる間隔は1.2cmだそうです。
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断面はこんなにもぎっしり!!
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すごい!!
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修理現場の様子です。
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見学ということで、竹釘についてこちらでもしっかりと見させてくださいました。

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特別にゆっくり打ち付けている様子を撮らせていただきました。






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こちらでもみなさん興味津々で、たくさん質問されていましたよ。

お遍路さんも見学会に参加されるなど、本当にたくさんの方が来られていました。
私たちもとても貴重な経験をさせていただきました!

これからも、大切に受け継がれていってほしいです。

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四国霊場第70番札所 本山寺
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住所:三豊市豊中町本山甲1445
電話:0875-62-2007
四国霊場公式HPはこちら


posted by ほんまモンリポーター at 19:53| Comment(0) | 伝統文化 & お祭り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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