2016年12月24日

ノーベル賞授賞式に出席された春日さん インタビュー1 〜出発編〜

さくらです

昨日のラジオ&ブログでご紹介した、
香川高等専門学校詫間キャンバス 
専攻科2年 天造研究室の春日貴章さん

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さてさて、ノーベル賞授賞式や晩餐会にご縁があるなんて、
どんな経緯があったのか、まずはそこからたっぷり伺いました♪

今回、春日さんは、「ストックホルム国際青年科学セミナー」と
同時期に開催されるノーベル賞授賞式や晩餐会に、
国際科学技術財団の選定のもと、
日本人代表の2名のうちのお一人として派遣をされました。


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どうして、派遣されたのですか?

毎年、18歳〜24歳の学生が応募の対象となる
国際科学技術財団のスウェーデンへの派遣事業があります。

2年くらい前から、その制度は聞いたことがありましたが、
きちんとした情報として耳にしたのは、今年の夏でした。
締め切りまでの1カ月で、これまでの研究の論文やTOEICの準備を整えました。
まずは、自分が応募してみることで、
どのような結果になっても、これからの後輩たちのためにもなればという、
気持ちで応募に挑戦しました。

その後、9月下旬、夏休み後半の海外インターンシップから戻ってきた時に
家に届いていたのが、薄い1枚の小さな封筒でした。
あまりの薄さに、家族も落ちたと思ったそうですが・・・、
なんと、これが合格の通知でした。


これに合格するには、どんな試験を受けましたか?

応募の基準は、18歳〜24歳と、だれでもと間口は開かれていますが、
選考の基準になるものが、
・これまでの研究の論文
・TOEIC700点以上
・英語での討論ができると認められるもの
という基準があります。

書類選考に合格した後には、東京での日本語と英語の面接がありました。


英語は得意だったのですか?

もともと、英語は中学校時代から、一番苦手な科目でした。
香川高専詫間キャンパスに入学した後もずっと苦手でしたが、
3年生の時、先輩たちがどんどん英語で海外へ出て、
論文を発表したりするのを見て、かっこいいなと思いました。

そこから、英語の苦手意識をなくすためにも、
楽しんでやる環境に身を置いてやってみようと決めました!

まずは、学校を休学して、1年、スロベニアに
インターンシップとして企業に受け入れしてもらい、
英語で仕事をする環境に身を置きました。

学校に戻ってからも、ジェイソン先生という英語だけで
指導してくれる先生の元へ通ったりを続けました。

そして、2014年には、台湾とアメリカと、
2回、海外での論文発表する機会も作っていきました。

今は、英語への苦手意識もだいぶ少なくなり、
昔と比べてできるようになったと感じられるようになりました。


合格通知が届いたのは、9月下旬。
実際の派遣まで、約2カ月、
学校の生活もこなしながら、準備を重ね、
12月6日〜12日、スウェーデンへ行ってきました!


さて、次のブログでは、春日さんの研究テーマについて、
ご紹介します!

お楽しみに♪





posted by ほんまモンリポーター at 09:02| Comment(0) | モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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