2017年01月21日

三豊のマーガレットは日本一!!

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『落ちない花』マーガレット

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三豊花き部会副部長 マーガレット部部長
辻 広喜さんにお話伺いました。


三豊のマーガレットについて教えてください。

温暖な気候が適しています。
暑すぎてもダメ、寒すぎてもダメ。

例えばヒマワリはマイナス5度になっても、35度40度になっても枯れませんが、
マーガレットは温度30度になれば生育しません。
栽培適温は10度から25度ぐらいまで。
限界温度は3度以下と30度以上です。
霜が降りれば真っ黒になって枯れてしまいます。

三豊でマーガレット作りが盛んな訳は…
海水温が影響しているところがあります。
たとえば山に囲まれていると冷気が降りてくるなどしますが、
海に囲まれた瀬戸内海では暖かく助けられています。
三豊市のマーガレットシェア率は60%です、伊豆半島が30%なんですよ。
仁尾・詫間は温暖な気候で、花もよく育ち、とても育てやすい環境に恵まれています。

昭和30年ごろぐらいから荘内半島でマーガレット栽培が盛んになってきました。
現在は詫間町・仁尾町で作られています。

今では『三豊のマーガレット』として全国でも有名なほどになりました。

マーガレット部会に所属しているのは現在50名、
面積は5haです。
昨年はおよそ250万本出荷しています。
1月の中旬にもなりますと、日中も長くなってきているので開花も進んでくるのですが、
今年は、昨年の夏場が暑く、曇天が続き、1ヶ月ほど遅れそうです。



ハウスを見せていただきました。
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露地栽培だと霜が降りると枯れる為
11月から4月ぐらいまでビニールハウスで栽培しています。



年間を通しての作業を教えてください。

7月末ぐらいから親株から10cmぐらいピンチし芽を取り、挿し芽にして、発根させます。
およそ2週間から3週間で発根します。

8月〜10月の末の間、分けて植えていきます。
収穫期は11月〜4月です。



マーガレットって背が高いんですね!
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1mから1m20cmぐらいあります。
60cmにカットして出荷します。
一株で8本ぐらい収穫できます。


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辻さんのおすすめの飾り方も教えてもらいました。

水上げが悪いので、水上げを十分にしてから飾ってください。
水の世話をしてあげると1ヶ月は楽しむことができます。
華奢に見えて、しっかりしている花です。

キク科のお花なので、一輪挿しなんかに挿すと、凛として、
こんなに一輪挿しが似合う花はないんじゃないかなと思います。
花束で引き立て役にもなるので最高の花です。
高貴な方たちの名前にも使われているマーガレット
やはり、凛としたマーガレットの姿から来ているのではないでしょうか。



実はいま、マーガレットの生産量が減って来ているそうです。

後継者がいなくて、高齢のため離農される方がたくさんいるので、
もっともっと作りたいんですが…
生産者さん募集しています。三豊でマーガレットを作りませんか?

と辻さん。

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そして、受験生の皆さんへのエールをいただきました。

マーガレットの花言葉は「真実の愛」
若いシンガーの歌詞にもマーガレットが使われることがあります。
きっと若い人にもマーガレットを知ってもらえているんだと感じます。

ぜひ、マーガレットをお守りにして、
受験生のみなさん、ご家族の皆さん
頑張ってください。
我々、マーガレット栽培農家も応援しています。



三豊の落ちない花
マーガレット
是非、飾ってくださいね。

アヤミでした❀


posted by ほんまモンリポーター at 09:53| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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