2017年03月27日

弟8回 宗吉史跡まつり 特別講演『宗吉史跡能』

さくらです

春が来たかと思いたいけど、ちょっとひんやりした日が続いていますね!

そんな中、三豊市三野町の宗吉かわらの里展示館では、
毎年春の恒例のイベントが開催されました!
『弟8回 宗吉史跡まつり』



その中で、弟2回目から続いている『宗吉史跡能』
広島を拠点に活動されている「喜多流大島能楽堂」の方が、
この三豊市へ足を運び、特別に設置された野外のステージで、
特別公演を演じてくださいます。


まずは、地元の小学生が、この地域のために作られた
『宗吉瓦跡』という小謡を謡います。
DSC06809.JPG

このために、2月、3月と先生が足を運んでくださり、
2回ほど練習を重ねています。

その小謡の歌詞は、特別にこのお祭りのために作っていただいたものですが、
この宗吉瓦窯跡の歴史や昔の景色を想像させる歌詞となっています。


DSC06810.JPG

小謡 宗吉瓦窯


玉藻よし 讃岐の国は 泥もよし

讃岐の国は 泥もよし

三野の 吉津の 宗吉は

あしひきの 山裾かけて 窯のぼり

夜を超えて 煙立つ

ももしきの 大宮 藤原宮へ

蓮華文 軒丸瓦 いざ 船出せん

軒丸瓦 船出せん


DSC06814.JPG
展示館内に置かれている昔の生活様式を表している
模型の様子が、歌われているようです♬



そして、特別公演『能舞 八島』が演じられます。

DSC06825.JPG

それまで寒い風が吹いていた舞台に、
まぶしいほどの夕日が差し込み、風がぴたりと止まりました。
DSC06829.JPG

毎年、この野外で演じられる能舞台を楽しみに、
たくさんの方が足を運ばれています。
DSC06812.JPG

また、これからも、この貴重な舞台が、
この地で見続けることができるように、
今ある史跡やつながりを大切にしていきたいですね♪


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

宗吉かわらの里展示館/宗吉瓦窯跡史跡公園

DSC06817.JPG

DSC06816.JPG

住 所 :香川県三豊市三野町吉津甲153−1
電 話 :0875−56−2301
開館時間:9:00〜17:00
休館日 :月曜(祝日の場合:営業・翌日休館)
入館料 :100円(中学生以下、65歳以上は無料)

公式HP:http://muneyoshi.sun-age.or.jp/
これまでの詳しい取材の様子はこちら


posted by ほんまモンリポーター at 20:45| Comment(0) | イベントレポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。