ふじまるです
7/1(土). 三豊市三野町大見海岸(津嶋神社社務所西側の海岸)にて、
かがわ里海大学『海辺の生き物観察講座』が開講されました。
かがわ里海大学とは、香川の里海づくりの一環として
香川県が主導して開催しているもので、県内各地でさまざまな講座がおこなわれています。
この日は三豊市内で開催されると聞いていたので、事前申込みをして
ぼくも参加者のひとりとして受講してきました
天気予報では くもりとなっていましたが
真夏を思わせるような暑さ💦
この日の参加者は家族連れが多く
たくさんの子どもたちで賑わっていました
担当の方が「先生」になり、海岸にいる生物調査のやり方を
子どもたちにもわかりやすく説明してくれました。
海岸にいる生物を調査して何がわかるのかといいますと。。。
@海の水質の評価 A生物環境の豊さ この2つです。
なぜその2つのことがわかるのかといいますと。。。
生物の中には水質がきれいな場所にしか住めないものや
逆によごれた水を好むもの、さらにはその中間的な性質のものがいるのだそうです。
そして、そこに生息している生物の有無によって
またどのような種類の生物が生息しているかによって
その海岸の水質や環境が判定できるんだというのです
判定の基準には、基準となる生物の有無をしらべます。
基準となる生物を指標生物というのですが、開講前にいただいたマニュアル本のなかには多種多様な生物がカラー写真付きで紹介されていました。
さて、この海岸にはどんな生物がいるのでしょうか⁉️
それでは調査開始です
岩をひっくり返したり、水辺のほうへ向かったり
生物が潜んでいそうなところを調べていきます。
この写真に、イソギンチャクが2ついるのわかりますか?
“タテジマイソギンチャク”発見
岩場に貝がはりついていますね〜
“ヒザラガイ”発見
こちらは“イボニシ”という貝類ですね
これは“ダイダイイソカイメン”という生物だったかな…
と、こんな感じで、大人も子ども真剣です
マニュアルに記載されていない生物を発見すると
「先生」のもとに一目散に駆けよっていきます
先生も図鑑を片手に真剣に調べていました。
そして、あっという間に時は過ぎ、観察結果のまとめの時間に。
気になる結果はというと。。。
生物環境は豊か(A)であるが、水質はやや汚れている(C)
という判定になりました。
ともあれ、身近なところにこんなにも多くの生き物が住んでいた驚き、
そして実際に見て触れての体験学習は、子どもたちの好奇心を大いに
かきたてたようですね
大人もじゅうぶん楽しめましたよ〜
まもなく梅雨も明ける頃ですね。
これから海辺にいくことも増えるかもしれません。
ちょっと目線を変えると、普段はなかなか目にしない
面白いものが見つけられますよ〜
また、里海大学に興味のある方は
『かがわ里海大学』で検索してみてください。
そして、津嶋神社といえば。。。
津嶋神社夏季大祭
日時:2017年8月4日(金)・5日(土)
午前6時から午後10時
場所:津嶋神社周辺
花火大会もありますよ〜🎇
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