こんにちは、ショウタロウです。
暑い日が続きますね。
夏の花も色々ありますが、その中でも咲いている期間が長いものといえば、やはり百日紅(さるすべり)ではないでしょうか?
名前も「百日、紅い」ですし。
さて、各地で百日紅は見かけますが、その中でも今日は詫間町の長寿院さんの百日紅をご紹介します。
長寿院さんは、詫間町松崎のちょっと山手にある真言宗のお寺です。
とてもきれいなお寺です。
左手奥に百日紅の木が見えますね。ん?けっこう大きいですよ。
わ、やっぱりかなり大きいですね!
高さは約8メートルと屋根より高いです。
ぱっと見でみなさんもお気づきでしょうが、花は紅と白の二色が混ざっていますね。これは珍しい!
普段百日紅の花をじっと見たことはなかったのですが、せっかくですので近寄ってじっくり花を見てみました。
こちらはよく見かける紅い花です。
花びらがうすくて、ふわふわした感じです。「真夏に元気に咲く」花というよりはもっと繊細な印象です。
こちらは白い花。白の百日紅というのはそんなに見かけないようにも思うのですが、「百日紅」という名前からの先入観でしょうか。さきほどの赤い花だと雄しべなどの軸の白さが目立っていましたが、こちらだと花粉の黄色が目立ちます。
それにしても二色の花が咲いているのはなぜ??
長寿院のご住職にお話を伺ったところ、「もともと隣り合っていた別々の2本の木が大きく育っていき、やがてくっついて一本のようになったもののようです」とのことでした。
幹をよく見てみると…
たしかに右と左の幹ではちょっと色合いが違います。
幹を枝先まで目で辿っていってみると、たしかにそれぞれの木で花の色は違っていました。
もともとは別々の木だったんですね。
でも、離れて見るとやっぱりまるで「一本の木」ですね〜
木の根元には「香川の保存木」の標柱も立っていました。納得です。
枝先にはたくさんつぼみがついていましたから、まだまだ花が楽しめそうです。
長寿院さんは高台にあるためか、百日紅の木陰を吹きぬける風がとても心地よかったです。
冷たい麦茶か何かを持っていって、しばし木陰からめでたい紅白のお花見を愉しむ、なんていかがですか?
🚩長寿院
[ここに地図が表示されます]
TEL 0875-83-3671
お読みいただきありがとうございました!
ショウタロウ
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