2017年12月05日

「ソコソコ想像所 伊吹島ワークショップ」のお知らせ!

 こんにちは、ショウタロウです。

 瀬戸内国際芸術祭2010 から日比野克彦さんが始めた粟島の「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」が、今回はじめて粟島を飛び出し、お隣の伊吹島でワークショップを開催します。

 ワークショップの詳しいお知らせはこちら

 日比野さん自身が粟島や伊吹島などの海に潜って引き揚げてきた遺物から、「これはなんだろう?」「いつの時代のものだろう?」と想像したり、スケッチしながら物語を作っていくワークショップです。子どもからお年寄りまで、みんなが持っている想像力を使って誰もが気軽に楽しめます!

 今回は、日比野さんが引き揚げてこられたものを見学しに伊吹島に行ってきました。

 撮影のために海に出ていた日比野さん(右端の方)が戻ってこられました。
海から戻ってきた日比野さん.jpg

 船内には引き揚げた海底の遺物が…
様々な遺物.jpg

 今回は11/20から3日間海に潜って全部で140点近くの海底の遺物を引き揚げられたそうですが、そのうちの一部を見せていただきました。

遺物一覧.jpg
 海底に潜って、「これは…」と気になるものを拾い上げていかれたそうです。

日比野さん.jpg

日比野さん「人類は宇宙にまででかけるようになりましたが、身近な海の底のことはまだよく知りません。海の底にはいろんな時代の、いろんな国の、いろんな人が関わった様々なものが沈んでいます。今回のワークショップでは、そのことを知ってもらうだけでなく、それぞれの人の想像力を働かせて物語を作ってもらおうと思っています。」

 なるほど。そう思って遺物を見ていくと、想像力が膨らんでいきますね…

誰かが使っていたカップ.jpg
 このコップ、いつの時代に、誰が使って、何を飲んでいたのでしょう。
 何かを飲みながらその人は何を思っていたのでしょうか。

ビーナス?.jpg
 このビーナス?マーメイド?の人形は、誰がどんな目的で使っていたのでしょうか。
 そもそもこれはどこで誰が作ったのでしょう…

日比野さん2.jpg
日比野さん「ワークショップは、想像力を働かせて見えないものを見えるようにする、そしてそれぞれの物に自分なりの価値を創り出していく場になります。アートが時間を飛び越えて様々なものをつなげてくれると思います。」

 私も話を聞きながら遺物を見ているうちにどんどん想像力が膨らんできました。
 想像力のない方はいないと思います。ご興味のある方、ぜひ参加してみてください!
12月6日が〆切です!

 詳細はこちら!

日比野克彦 ソコソコ想像所『伊吹島ワークショップ』参加者募集!!

【日 時】 12月16日(土)午後1時〜4時30分
【場 所】 観音寺市伊吹公民館(観音寺市伊吹町263)
【定 員】 40人   
【参加料】 無料
【申し込み締切日】 12月6日(水)
【集 合】 観音寺港に午前11時集合
【その他】 昼食は各自ご準備ください。
      往路)午前11時20分発
      復路)午後5時10分発の定期便にご乗船ください。
      乗船料は各自ご負担ください。
【主 催】 三豊市、瀬戸内国際芸術祭実行委員会
【申し込み・問い合わせ】
 三豊コンシェルジュセンター ☎0875(24)9230
 info@mitoyocc.jp

【おまけ】港の底に沈んでいた船の破片と日比野さん。まるでアクション映画のスター!?
船の破片.jpg

ありがとうございました!


posted by ほんまモンリポーター at 01:00| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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