昨年秋、三豊市では現役市長であった横山忠始市長が急逝されました。
それに伴い、昨年12月に新市長選挙が行われました。
2017年12月24日(日)の当選から1か月が過ぎた、
山下昭史新市長にお話を伺いました!
市長就任から1か月
選挙が終わりまして、すぐに市長に就任となりましたので、
年末年始を挟み怒涛の1か月でした。
これまでも三豊市のことならある程度はわかっているつもりでしたが、
細かな各部局の情報、課題、対処、解決方法などを打ち合わせで聞き、
私で言うと勉強ですね、これがずっと続いていました。
改めて三豊市の今の現状と課題を再認識する期間となり、
スタート前の準備運動のような感じの1か月でした。
三豊市内で、現状の課題
大きな意味では、他の市や町と同じように、人口減少問題は課題だと思ってます。
何をやるにも、人が少ないとと、町自体のパワーや温度が下がっていくんですね。
やはり、人が集まってこないと、地域の盛り上がりがなくなってしまいます。
お祭りやイベントは、これ以上ないほどの情報発信力を持っていると思いますが、
そのお祭りに来る人が減って、人が集まらなくなってしまうと、
情報発信力がなくなって、元気がなくなっていく・・・
お祭りのことだけではないのですが、人が減っていくということは、
現実としてこういうことなんですね。
やはり人がいてこその町であって、三豊市であって、
人口減少に歯止めをかけることが最大の課題ですし、
あわよくば増やしていくことが、大きな意味での課題ですね。
じゃあ、何をするかという特効薬はないし、誰も答えられることでありません。
まずは、そこで暮らす人たちの生活が、いかに安定して、
豊かな気持ちで暮らせていることだと私は思うんですね。
そのためには、現場レベルの生活感、家庭での生活や収入だと思います。
それならば何をしなければならないか!?
三豊市は県内有数の農業地帯でもあって、専業&兼業農家の方、
そしてお勤めの方は多いです。
農業や企業が、働く人たちに対して、賃金や給料を安定的に、
そして将来不安がないような雇用関係を結べることが重要だと思います。
農業は儲かる仕組みを作ること、
企業も成長持続的に発展していけるという状況を作り、
将来に不安のない雇用関係や、安定した給料が見込めることが
スタートじゃないかと思っています。
選挙時に掲げた公約について
第一次産業や中小企業が持続的に発展し、
働く人たちが将来に希望や夢を持てるような企業発展を
行政として支えていきたいと思っています。
そのために、今の人手不足を補う方法として、新たな、先進的な仕組み、
例えば、ICT、AIなどの先端技術を取り入れることがあります。
それを構築することによって、
「人手が不足している分野を補える仕組みを作っていきましょう」
というのも公約の一つです。
これまでは、AI・ICTや、会社の機械化・設備投資は、
人の職業を奪うのではないかとも見られててきました。
でも、今の社会情勢は、人手が、どの産業でも足りなくなってきていて、
その人手不足を補うための設備投資の一つが、AI、ICTなどだと思っています。
そして、その結果、農業が儲かり、企業が賃金を増やしてくことができるようになります。
そうなると、自然と税収も増えます。
その税収を何に使うかというと、未来を担っている子どもたちに使うことが重要です。
子育て、子育て支援、女性が働く場所を作っていくことで好循環が生まます。
さらに、これまで地域を支えてくれた年配の介護医療も重要だと思っています。
市長のプロフィールを教えてください!
1966年生まれ、現在51歳、三豊市高瀬町生まれです。
大学卒業後は、瀬戸内海放送にほぼ20年間、務めさせてもらいました。
最初は、アナウンサー採用だったのですが、報道記者の経験を通じて、
当時、瀬戸内海放送では初の試みで、
東京の制作会社と一緒に番組を作ることになり、
覚えている方もいるかもしれませんが、「ばちこい」という番組を
制作したりしていました。
本当にありがたいのは、放送業界にいるといろんな人と会うわけです。
取材をさせていただきながら、いろんな情報をインプットさせてもららいました。
今でも、その人脈は生きていて、いろいろな引き出しとして、
今でもアイディアとしてつながっています。
その後、香川県議員となりました。
議員時代にも、人に恵まれ、志のある県庁の方、そしてたくさんの方に出会い、
新たな政策を立ち上げる機会もいただきました。
今回の選挙の公約にも含めた、ICTやAIの導入についても、
県議時代に、AIの導入などに関わった経験があったからです。
最後に。
横山前市長の市政は、地方自治に対してすごく先進的なことを取り入れていました。
ある意味、これからの地方自治のあり方の大きな大きな指針になっていると思います。
これからも、横山市政を引き継ぎ、またもう一度学びなおして、どう発展させていくか、
一人一人が研究し、形にすることが重要です。
そして、公約にもありますが、いろんなチャレンジをして、
その中から芽を見つけてそれを大きな花にする、
その繰り返しをしていかないと、人口は減り、
地方はどんどん衰退していってしまいます。
なので、攻めの姿勢も必要だと思っています。
その結果、市民の方が、ここで暮らしていて、
楽しくなったな、よくなったな、安心できるなと感じてもらうことに、
つなげていかなければならないと思っています。
それが、横山市政を引き継いだ私の使命でもあり、挑戦でも、目標でもあります。
私の取り組みは、すごく地味な動きになるかもしれませんが、
将来につながと信じて動いていきます。
ある意味長い目で、でも何が出るかと楽しみながら
これからの三豊市を見ていただけたらと思います。
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