こんにちは。ひとみです🍀
お久しぶりになりました。みとよ移住暮らし。VOL.2!!!
今回は荘内半島の大浜から♬
2017年4月に移住してこられた山下さんご一家です。
山下さん家族はご夫婦と2017年6月に生まれたばかりの娘さんの3人暮らしです。
優しい笑顔が素敵なお2人
山下さんご夫婦の地元は鹿児島県。ご実家も近所というお2人です。バンドマンの旦那様の上京をきっかけに移り住んだ東京で10年以上生活されていました。
移住を考え出したのはご主人様が家具作りを始められたこと。
山下さん(以下、山)「家具を作るなら広い作業場と材料のある田舎がいいなと笑。」
香川県に興味を持ったのは
桜製作所があったからです。
まずは旅行がてら香川県を訪れた山下さん。
山「その時の印象がめちゃめちゃよかった。」
奥様(以下、奥)「会う人会う人みんな優しい。」
山「コンビニでうどん食べたんですけど、店員さんが『ねぎ切らしてるんですけど大丈夫ですか〜?』ってすごい気にしてくれて」
奥「道を尋ねた高校生もめちゃくちゃ親切に教えてくれて。」お接待の精神ということでしょうか笑。なにはともあれ、その時に出会った名も知らない香川の人達のおかげで香川いいね!となったお2人。
ちょうど赤ちゃんが授かったことも分かり、子育てをするなら田舎のほうがと、移住への思いは強まります。
三豊市を知ったのは、具体的に移住先を探し始めてからだそうです。三豊市の移住をサポートするサイトがとても綺麗で分かりやすかったこと。空き家バンクなどの情報も豊富でした。
三豊市移住者サイト
山「海にチョンと突き出した荘内半島にもなぜか心惹かれたんです。」
山「そうして参加した東京での移住者の会で出会った三豊市の人たちがまたとてもいい人で、色々とお世話してくれて。」
実際三豊市に来てからも、市役所の窓口や家探しのサポートなど、とても親切で充実していたそうです。
実は、現在のお住まいは、広大な敷地に、大きな母屋に離れまで、こじんまりした古民家という山下さんのイメージとは程遠いものでした。
それでも、一目惚れした荘内半島の、海と山に挟まれた自然豊かな環境に、とりあえず。という気持ちでこちらに落ち着いた山下さんの移住暮らしはまずは住むところを整えるところから始まりました。
まずは大量にある物を片付けるところから。
痛んでいたお風呂も綺麗に手直しして。薪で沸かします。
そうして移住して間も無く、6月には出産という一家の一大イベント。新しい土地で新しい家族を迎えます。
リビングはなんと。外!!これぞ本物のアウトドアリビング!
この扉の奥が一家のリビング
山「去年の夏はほぼここで過ごしました。めちゃめちゃ気持ちよかった〜!」
キッチンの扉も奥様の手作り。もともと母屋にあったキッチンをDIYで。
そして移住仲間と一緒に作ったという竃が!!
奥「来るまではここまでしようとは思ってなかったんですけど。元々このお家にはガスが来ていなくて。移住仲間が竃作れるよ〜。って。それいいやんって笑。」
現在離れの一角に土間スペースを作成中。
真ん中にお手製の大きなストーブ。ストーブを囲うようにベンチとテーブル、キッチンを作る予定。
来年の冬はここでヌクヌクできるかなぁ。楽しみです。
その横には山下さんの家具づくりの工房も。
工房の窓からはみかん畑。
7ヶ月になる娘さん。そろそろ動き出す彼女のために居間には柵が作り出されていました。
山下さんの暮らしには、手作りの物に溢れていました。無かったら、作る。それが当たり前にあって、作られたものは世界にたった一つだけのもの。
山「作るのが好きなんです。幼稚園の頃からなんかトントンやって剣とか作って遊んでました。自分で作ったものって捨てられないんですよね。」
簡単に手に入るものじゃないから、手をかけて作ったものだから、思いがこもって愛おしい。
始めはとりあえずで住み始めたというこちらの住まいも手をかけるほどに愛着が湧いてきたそうです。
崩れていた土壁も綺麗に補修されていました。手をかけた後がわかります。
今はまだ手付かずの状態の母屋も
山「ここはいつかライブハウスにしたいなぁ。」
こちらに来て驚いたことは地元のイベントや行事の多さだそう。
奥「
年配の方でも元気で、意欲的な方が多いので、私たちも負けてられないな!って思います。」地域のコミュニティがしっかり残っている三豊市。そこからも地元の方との交流が始まっているようです。奥
「地元の方々には、野菜のお裾分けや、赤ちゃんのお下がりを頂いたり、とても親切にしてもらっています。」
現在、奥様は東京で働かれていたタイ料理のお店での経験を生かして、無双地図の移住者のCAFE場でやまやとしてお料理を提供されています。
無双地図facebook奥「
無双地図は、産後子供と2人で家にずっといる私を気遣って、移住仲間の夏子さん(HACO珈琲店主)が、気晴らしにどう?と声をかけてくれました。
ゆくゆくは、ゆーやの工房と一緒に、人が集まれる場所を作りたいな〜と思っているので、無双で働くことは、とても勉強になります。」
導かれるように三豊市での移住を決めたお2人ですが、その背景には三豊市のしっかりとした移住者へのサポートや移住者を温かく受け入れる地元の様子、そして移住者の方同士の交流が伺い知れました。
そしてなにより、柔らかな山下さんご夫婦のお人柄。自分達の感覚を大切にされ、正直に生きてらっしゃる様子がとても印象的でした。そんな山下さんご夫婦だからこそ暖かな輪が広がっているんでしょうね。
移住をされてからもうすぐ1年。山下さんの暮らしはしっかりとこの三豊市に根付いているようです。
「毎日すぐ近くで綺麗な海や山の景色を見られるだけでも、ここに決めて良かったな〜幸せだな〜って感じます。昨年は、家の片付け、出産、子育てで、海にも入らなかったので、今年は、島に渡ったりしたいな〜。」
これからの山下さんご一家の三豊での暮らしが楽しみです。
posted by ほんまモンリポーター at 11:41|
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里山 & 山ガァル
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