2018年05月05日

【シリーズ三豊の木】財田駅前のタブノキ(財田町)

 こんにちは、ショウタロウです。

 三豊の名木を紹介するシリーズの2回目は財田町の讃岐財田駅前にあるタブノキです。

 こちらがそのタブノキです。左下に駅舎が見えます。駅舎よりもかなり大きく高さは13mもあります。かつてなんらかの理由で芯の部分の成長が止まったようで、この樹形はタブノキとしては珍しいものなのだそうです。
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 香川の保存木に指定されています。幹周りは5.5m!大人でも3人は必要ですね。
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 幹が分かれたところにはシダの仲間やツタが育っていて年季を感じます。
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 下から見上げると葉が空を覆い尽くしています。 

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 近くの案内板によると大正時代の工事で切られることになっていたものの、工事関係者に不慮の事故が相次いだことから、切られずに残ったとのことです。
 「タタリ」という考え方もありますが、工事関係者の人達の「こんな立派な木を切っちゃいけない」という思いもそういう事故につながったのかもしれないですね。木自体はとても優しい雰囲気を漂わせています。

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 伐採の危機を乗り越え、駅を利用する人、電車で行き交う人々を100年近く見守ってきたこのタブノキ、これからも私達を見守ってほしいですね。

⬛財田駅前のタブノキ
 住所:三豊市財田町財田上7282-2
 樹高:13.0m
 胸高周囲:5.5m

[ここに地図が表示されます]

 ありがとうございました!

posted by ほんまモンリポーター at 01:00| Comment(0) | 三豊の木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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