2018年05月20日

【シリーズ三豊の木】室浜大明神のシンパク(詫間町)

 こんにちは、ショウタロウです。

 三豊の名木を紹介していくこのシリーズ、3本目は「室浜大明神のシンパク」です。荘内半島の先の先にある室浜集落に根付いています。

 荘内半島をぐるっと巡る県道232号線から、集落に降りていく道を進んでいくと…見えてきました!
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 やっぱり大きいですね〜 樹高は12mだそうです。

 「香川の保存木」に指定されています。
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 幹は一本ではなく、株立になっています。
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 「シンパク」という名前、あまり聞き覚えがなかったのですが、漢字では「槇柏」または「真柏」と書き、別名としてはビャクシン(柏槇)、イブキビャクシン(伊吹柏槇)があるようです。学名は「イブキ(伊吹)」で、ヒノキの仲間だそうです。

 盆栽や庭木としてもよく使われる樹種ですが、自然では海岸の近くに生える木だそうですから、このシンパクももしかしたら自然に芽が出て育ってきたものかもしれませんね。

 木の根元には、室浜大明神のお社と室浜集会所があります。
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       (室浜大明神)

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       (室浜集会所)

 昔からこの木の下に人々が集ってきたのですね。

 シンパクを背にすると、正面には瀬戸内の島々が浮かんでいました。
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 樹齢については分からなかったのですが、通りがかりの方に伺ったら「何百年か経っているのでは…」とおっしゃっていました。長い長い間、地域の人々と瀬戸内の海を眺め続けてきたシンパク、今もその枝の下に人々が集う場を守っています。

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⬛室浜大明神のシンパク
 樹高 12.0m、胸高周囲 6.94m (香川県HPより→こちら
 住所  三豊市詫間町箱1012(地図はこちら

 ありがとうございました!
posted by ほんまモンリポーター at 01:00| Comment(0) | 三豊の木 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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