【シリーズ三豊の木】大興寺のカヤ・クス（山本町）

　こんにちは、ショウタロウです。

　今回は、三豊の名木を２本まとめてご紹介いたします。２本まとめる理由は、すぐ近くにあるから！です。

　場所は山本町の大興寺です。

　

　大興寺は仁王像が有名ですよね。運慶作・四国八十八ヶ所中でも最大と言われています。

　

　

　やっぱりかなりの迫力です！

　そしてこの仁王像に負けない？迫力があるのがこちらのカヤの木です。

県ＨＰ（こちら）によると、樹高は28mです。だいたい９階建てのビルぐらいです。

　こちらの案内板では20メートルとなっていますが、県のＨＰの調査日は2011年と新しいですから、ＨＰのほうが正確だと思います。弘法大師が種から植えたという言い伝えがあるようですね。県の天然記念物「小松尾寺のカヤ」（小松尾寺は大興寺の別名）となっています。

　幹も風格がありますね〜

　

　そしてこのすぐ上にあるのが香川県の保存木に指定されている「小松尾寺のクス」です。

　

　こちらも県のＨＰ（こちら）によると樹高は24ｍと巨大です。

　こちらのクスの木は弘法大師が手植えしたと伝えられています。

　

　幹にはコケがびっしりと生えていました。

　

　大興寺周辺は「緑地環境保全地域」に指定されているのですね。

　

　木々にみとれながら写真を何枚も撮っていたら、ちょっと変わった鳴き声が…

　

再生できない場合、ダウンロードは🎥こちら

　サンコウチョウです。鳴き始めが「月日星」と３つの光輝くものの名前に聞こえるので「三光鳥」です。ご参考までに野鳥の会のＨＰもご案内しておきます（こちら）

　遠くから眺めてみると、カヤの木（画面中央のちょっと暗めの緑の木）、そしてその後ろがクスの木ですね。

　

　この２本が見つめてきたお遍路さんは一体どのくらいの数になるのでしょう。そして、これからどれだけ多くのお遍路さん達がこの木の下を通っていくのでしょうね。

⬛小松尾山 大興寺
　住所 香川県三豊市山本町辻4209（地図はこちら）

　ありがとうございました！