こんにちは、ショウタロウです。
「新オレンジプラン」という言葉を聞かれたことはありますか?
これは国(厚生労働省)が進める、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けた施策の名前です。
実は、三豊市でもこのプランに基づき認知症について学んだり、予防のための取り組みなどもしつつ、みなさんと楽しく過ごす場として「オレンジかふぇみの」という取り組みが進められていますので、取材してきました。
オレンジかふぇみのは毎月第2水曜日に「みの町保健センター太陽の家」で開催されています。
さて、会が始まりました。まずは共催者である「みの元気塾」の関さんによるご挨拶です。後ろに並ばれているのは今回みの荘から来られた理学療法士の先生とスタッフの方たちです。
今回の前半は専門家の方によるお話や体操などでした。理学療法士の先生が簡単で効果的な体操について教えてくださいます。
簡単な運動が多いのですが、時には左右の手を交互に前に出してグー・パーを握りかえたり…私もやってみましたが、これが結構難しいのです。特に途中でやり方を反対にした時はみなさんそうだったようで、さすがに先生が間違えた時には先生からもみなさんからも思わず笑いがこぼれましたよ(^^)。
その後、途中でおやつとコーヒータイムを挟んで、後半はみんなで歌に合わせて歌ったり…みなさん自分のペースで楽しまれていました。
市役所で本事業を担当されている社会福祉士の野島さんがいらしていたのでお話を伺いました。
ショ「この取組はいつから始まったんですか?」
野島さん「昨年度からです。昨年度は市の直営でしたが、今年度からはまちづくり推進隊みの主催として行っていただいています」
ショ「三豊市内ではここだけなのですか?」
野島さん「いえ、来月からは三野町だけでなく、詫間町、高瀬町、山本町、豊中町でもスタートするんですよ」
ショ「認知症=徘徊といったイメージが広まっているようにも思うのですが、実態はどうなのでしょうか?」
野島さん「そうですね。実際には、発症しても病院で認知症の診断がくだるには2年ぐらいかかるという話もあるぐらいで、特に初期の認知症の場合は、日常生活には支障はほとんどありません」
ショ「このカフェの目的は、認知症予防や進行を遅らせることにあるのでしょうか?」
野島さん「それももちろんありますが、認知症について正しい理解を広めることや認知症の方が外にでかけて楽しい時間を過ごしていただくことも大きな目的です。ですので家族で参加される方もいらっしゃいますし、認知症とあまり関わりのない方にもより広く参加していただけたら嬉しいです」
参加してみて超高齢化社会にあって、認知症を正しく理解することは自分にとっても地域の人々とお付き合いしていく上でもとても大切なことだと感じました。やっぱり知らないことが一番怖いのかもしれません。みなさまもご興味ありましたらぜひご参加ください!
⬛オレンジかふぇみの
日時:毎月第2水曜日(今後の予定は7/11、8/8、9/12、10/10、11/14、12/12、1/9、2/13、3/13)
13:30〜15:30
場所:三野町保健センター太陽の家(地図はこちら)
参加費:300円
内容:おいしいコーヒー、飲み物、お菓子
専門家による役に立つお話
楽しい音楽会、歌声喫茶
ありがとうございました!
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