さて、お昼休憩をルポール粟島でとった後は、アート鑑賞をさせてもらいました!
まずは、粟島の海洋記念館へ♬
まずは2010年から今でもプロジェクトが続いている日比野さんの
「ソコソコ想像所」
海の底から拾い上げたものから無限に広がる想像の世界を楽しむことができます。
こちらの作品はペールグリーンの外壁が目印の海洋記念館で観ることができます。
そして、もう直ぐ作家展が開催される粟島芸術家村へ。
ここは『日々の笑学校』とも呼ばれています♪
まずは今年5月に仁尾町に寄港したフランスの海洋探査船タラ号に1ヶ月半乗船されていた大小島さんの作品。
大小島さんへの取材はこちら
美しく繊細な色彩で描かれた巨大なクジラには、様々な植物が螺旋状に絡み合い、
世界を旅すると言われるアサギマダラが飛び交っています。
クジラと一緒に旅をして一体どんな世界を見て来たのでしょうか。
そして2体目は「唄うクジラ」
クジラの胴体にはかつてこの地球を凰牙したけれど滅びてしまった恐竜をはじめ、ヒトに、動物にありとあらゆる生き物の骨が描かれています。
胸の中心に螺旋状に広がるのは海からの漂流物プラスチックです。
もともと自然界に無い、人の手によって産み出されたそれは決して自然に還ることは無く、海を漂い大変大きな問題になっています。特にマイクロプラスチックと呼ばれる人の目には見えないほど小さくなったそれの海洋環境に与える多大な影響が近年問題になり、大小島さんが乗船したタラ号でもその問題の深刻さを目の当たりにしました。
幾重にも重なる刺繍で作られているのはプランクトン。こちらお人の目には見えないけれども広がっている小さな世界。
この世界に生きているものは、一つ一つ単体のように見えて、実はその境界なんて無くて、全ては繋がっていて、影響しあっていく。それはかつて滅びた恐竜からも、目にも見えない小さなものからも。そしてその繋がりは未来へと続いていく。
声もなく、叫ぶように唄いつるクジラが伝えているものとは?
現在2体のクジラが完成し、3体目のクジラを島民の方達と一緒に制作されている大小島さん。
展示会では5体のクジラが群をなして泳ぐ姿が見られるそう。
後は一体どんなクジラ達が、大小島さんとこの粟島で産み出されるのでしょうか?
完成が楽しみです。
そしてお隣はインドからきたマユール ワイェダさん。
インドの少数民族ワルリ族に伝わる部族アート・ワルリ画の継承者です。
とても緻密な線で描かれた作品。
ワイェダさんのワークショップの記事はこちら
実はワルリ族はもともと「文字」を持たない部族。
その為絵が文字としての機能も担っていて、何かを伝える為の手段として大きな意味があるそうです。
ワルリ族では絵は描くのではなく記すのだそう。
その線一つ一つに意味があります。
そんな彼が伝統の自然素材からできたキャンパスに記したのは
「繋がり」
だそう。この粟島で5月から滞在し彼が感じたものが、粟島での景色が記されています。
現在は床に置かれておいた作品。
展示会では「繋がり」をテーマに展示の仕方にもこだわるそう。
楽しみです。
粟島芸術村 滞在作家展
8月19日(日)〜26日(日)
午前10:00〜午後5時まで
場所:三豊市粟島 日々の笑学校
お問い合わせ 産業観光課 0875−73−3013
粟島行船のスケジュールはこちら
きっとこの場所でしか産まれなかっであろう2人の作品はどちらもとてもメッセージ性が強く
まだ制作途中ではありますが、この粟島だからこそ感じられるものがあるように感じました。
ぜひ、粟島の優しい島時間も一緒に楽しみにいらしてくださいね。
来てね〜
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