こんにちは、ショウタロウです。
三豊市には目の神様がお祀りされた神社が2つもあるってご存知でしたか?
今回はそのうちの一つ、生目(いきめ)神社を訪問してきました。
生目神社は三豊市豊中町にあります。国道11号線には看板も出ているので、分かりやすいですね。
舗装された道を進んでいくと鳥居が見えてきます。
狛犬の右側のほう(正確には獅子だそうです)、足元にあるのは讃岐のかがり手鞠でしょうか??
鳥居をくぐって手水舎や身を清めて、参拝いたします。
さて、こちらの生目神社ですが、宮崎県にある生目神社(当時は日向国宮崎生目村八幡宮)の御分霊を、今から180年前の1738年に勧請(神仏の分霊を請(しょう)じ迎えること)したことが始まりだそうです。
御祭神は藤原景清(ふじはらのかげきよ)公です。
景清公は平安時代末期から鎌倉時代初期を生きた武士で、平家側として奮闘しました。最終的に景清公は源氏に捉えられたものの、その忠誠心と武勇を惜しんだ源頼朝公が処刑せずに、日向国(現在の宮崎県)に赴任させたのだそうです。
しかし、遠く離れた地においても源氏の繁栄を見聞きすることに苦しんだ景清公は自らの両目をえぐって投げ捨ててしまいました。その両目が落ちた場所に宮崎の生目神社が建てられ「目の神様」として祀られたそうです。
分社である三豊の生目神社も御祭神は藤原景清公です。現在は静かな雰囲気に包まれていますが、かつては他府県からも多くの参拝者が訪れ、境内にあった宿舎で一晩を過ごすということも多かったそうです。また当時は境内から少し下ったところにある「生目のご神水」で目を洗うと眼病が良くなる伝えられています。
現在は残念ながら生目のご神水で目を洗うことはできませんが、それでも多くの人々の信仰を集めた神社に参拝するだけでもご利益があるかもしれません。
なお、春と秋の大祭のときにはうどん(春)、饅頭(秋)お接待もあるようです。
秋のお接待は今月の8日(土)、9日(日)だそうですから、週末にぜひ!
境内にはメグスリノキ(これが正式な和名です)も植えられていました。
「長者の木」とか「千里眼の木」と呼ばれることもあるそうです。
⬛生目神社(いきめじんじゃ)
住所:三豊市豊中町笠田笠岡191−1(地図はこちら)
→ 地図を見て気づきましたが、生目神社がある山は「眉山」という名前なのですね。
ありがとうございました!
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