こんにちは、ショウタロウです。
三豊の名木を紹介するシリーズ、今回は2本ご紹介します。
1本目は長寿院の百日紅(サルスベリ)です。
これは昨年もご紹介しました(「めでたい百日紅(さるすべり)」記事はこちら)ので簡単に…
サルスベリというと、通常7月頃から9月頃まで咲いているのですが(そのため”百日”紅と書くようです)、こちらの長寿院さんのサルスベリはかなり遅咲きです。今年は9月に入ってからようやく花が咲き始めてました。今から咲いて、いつまで花が見られるのでしょうね。まさか冬でも!?
写真は9月16日の様子です。まだつぼみもたくさんありましたので、これからが見頃です。昨年の台風などの影響もあって一部の枝が折れてしまったそうですが、しっかり元気でしたよ。
「長寿院」、「遅咲き」、「百日紅」、なんてなにか縁起がいい感じがしませんか?
⬛長寿院のサルスベリ(香川の保存木)
樹高:7m
胸高周囲:1.7m
住所:三豊市詫間町松崎1062(地図はこちら)
電話:0875-83-3671
香川県HPによる解説(こちら)
さて、お次は若宮神社のクロガネモチです。
こちらのクロガネモチは、高速道路の脇の若宮神社の中に生育していて周囲は田んぼに囲まれています。
小さな社殿を覆うように立っています。取材した日は雨だったのですが、まるで神様が傘をさしているかのようですね。
幹はなめらかです。
樹勢は少々弱っている部分もありますが概ね元気です。クロガネモチという木は冬に向けて赤い実をつけるのですが、この木の実はところどころ黄色の斑点がはいるそうで、これはかなり珍しいようです。また冬になったら見に行ってみます。
香川の保存木に指定されています。
小さな神社、その神様を長年その幹と枝葉でお守りしてきた若宮神社のクロガネモチでした。
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