こんにちは、ショウタロウです。
先日、このブログで宝山湖の彼岸花をご紹介しましたが(記事はこちら)、三豊市に新たな彼岸花の名所が育ちつつあるってご存知でしたか?
その場所は…
「不動の滝カントリーパーク」です!
まだご存じない方も多いと思いますが、それもそのはず一昨年の2016年から豊中のまちづくり推進隊のみなさまが一所懸命に球根を植え、育てている場所なのです!
取材当日(9/19)はこれからまさに満開を迎えるという状況でした。
彼岸花というと田んぼの畦などの日当たりの良いところをイメージしがちですが、ここの彼岸花は「桜の木の木漏れ日の下に咲く」というのが大きな特徴です。
こちらの彼岸花の名所を創り出し見守っているのが「まちづくり推進隊豊中」の「地域交流部会」の皆様です。有志15名のうち、中心的な活動をされている5名の方にお集まりいただきました。
左から幸子(さちこ)さん、寿子(ひさこ)さん、チエ子さん、八重子(やえこ)さん、ハルミさんです。
みなさんが彼岸花の名所を作り出そうと本格的に活動を始められたのは2016年の秋のことでした。地元の公民館に球根を持ってきてもらうようにお願いしたり、チラシを配ったりされたそうです。それだけではなく、自ら田んぼの畦の球根を掘ったりと、頑張ってなんと5,000個もの球根を集められたそうです。
さらに!保存が利かないそれらの球根を集めたはしから、すなわち入手した当日か翌日にはカントリーパークに植えたそうです。カントリーパークの硬い土地を、つるはしなども使いついながら、17日間でさきほどの5,000個の球根(寄付された球根はとても小さいものまですべて)植えられたそうです。
お集まりいただいたみなさんに一言ずついただきました。
ハルミさん「自分が植えた場所が気になっていました。去年は花が出なかった場所が今年は咲いていてとても嬉しかった。一人でも多くの人に見ていただきたいです。」
チエ子さん「よう咲いてくれたと思います。球根を植えるときは足が痛くなって座りながら植えましたが、みんなで楽しく植えました。みなさんで見てくれたら嬉しいです。」
寿子さん「みんなで彼岸花を咲かそう、と言われてお手伝いしました。今年は当時小さかった球根も咲いてくれてとても嬉しかったです。お彼岸が来たらちゃんと咲くのも自分で植えてみてより感じられるようになりました。」
幸子さん「この硬い土のところで大丈夫かなと思っていたけど、無事花が咲いて、今朝はカメラマンの人も写真を取りに来てくれていました。とても嬉しかったです。」
八重子さん「一昨年、硬い土のところを掘って一所懸命に植えました。去年は思っていた以上に咲きましたが、今年はもっと咲きそうですし、来年はさらに咲いてくれると思います。花がいっぱい咲き乱れるカントリーパーク目指して活動したみんなが彼岸花を見つめる目、そして私の目も潤んでいます。どうぞ大勢のみなさんに来ていただきたいです。」
カントリーパークの彼岸花は今週末から来週が見頃です。彼岸花というと、なんとなく自然に咲くようになったのかな、なんて思ってしまいますが、その裏には多くの人の努力と協力があったのですね。それから彼岸花のことを「ずずばな(数珠花からの転訛?)」とも呼ぶそうです。知りませんでした。三豊の新たな「ずずばな名所」を産み出したまちづくり推進隊豊中のみなさまの努力の結晶を見に、みなさまもぜひおでかけください!!
公園の一角にある豊中コミニュティーセンター前の駐車場には白花のずずばなも咲き乱れていましたよ!
⬛不動の滝カントリーパーク
住所 香川県三豊市豊中町岡本(地図はこちら)
電話 0875-62-5205
⬛まちづくり推進隊豊中
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