こんにちは、ショウタロウです。
三豊の名木を紹介するこのシリーズ。今回は「弥谷寺のバクチノキ(香川の保存木)」です。
弥谷寺といえば、四国八十八ケ所の71番札所として、また空海が9〜12際の頃に勉学に励んだ場所として知られています。その地でバクチノキ(博打(賭博、賭け事)の木)とは…いったいどんな木なのでしょうか??
さて、弥谷寺といえば500段を超える階段でも知られています。途中までバスを使うこともできますが、それでもこの108段の階段は登りきらねばなりません!
一歩一歩、煩悩を一つ一つ静めつつ…登りましょう!
登りきって右手(本堂の方)に向かうとすぐにその木が見えてきます。
この写真の左側に写っている木です。
こちらがバクチノキです。樹皮がかなり赤い木ですね。
香川の保存木に指定されています。
根本を見ると、赤さがよく分かります。樹皮は剥がれてしまっているようですね。
さて、この「バクチノキ」という名前の由来ですが、よく言われているのは樹皮が剥がれているのを「博打に負けて身ぐるみをはがれている様子」に例えた、と言われています。
また、樹皮が剥がれて赤い色が目立ってくるところを捉えて「博打に熱中して身体が熱く、服を脱ぎ捨てる博打打ちに似ているから」という説もあります。いずれにしてもやはり「博打」に関わりのある名前なのですね。
見上げてみると葉も旺盛に茂っています。ちなみに葉からは「博打水(ばくちすい)」という水を作って咳止めに使ったそうです。
ちょっと後ろに下がって見てみると大岩の右にもバクチノキがありました。博打打ちの子分??
この木に会いに行くには、ちょっと頑張って階段を登らないといけませんが、博打に熱中している木の肌を見に行ってみませんか?
そうそう、木の肌というば、すぐ近くにはこちらも肌が特徴的な「カゴノキ」の大木もありますからあわせてご覧になってみてください。
(カゴノキ(鹿子の木)。樹皮の模様が鹿の子模様のようなのです。)
自然豊かな弥谷の森でした。
ありがとうございました!
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