2019年04月03日

三豊にAI拠点がオープンします!MAiZMってなに!?

 こんにちは、ショウタロウです。

 既にご存知の方も多いかもしれませんが、この春に三豊市にAI(人工知能)の拠点がオープンします!

 近年、世界中でAI(人工知能)による、ビッグデータ(すごくたくさんあって、複雑な情報)処理によって、様々な社会課題を解決しようとする試みが進められています。

 しかしながら、「AIの仕事を担う人材」が特に日本では非常に不足しているのだそうです。つい数日前の報道で政府が「年25万人のAI人材を育成する」戦略を発表したばかりです(記事はこちら)。

 4月2日、そのAIの技術の活用を推進するための組織として、三豊市を中心とする協議会が発足しました。
 「広域自治体等人工知能活用推進協議会」という長い名前ですが、地元の自治体同士が連携してAIの活用を進めましょう、という協議会ですね。会長は山下昭史三豊市長です!
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 三豊市、丸亀市、善通寺市、観音寺市、琴平町、多度津町、まんのう町の市長、町長が集まって設立されました。
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注目の案件だけに、報道関係者も多く集まっていましたよ。
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 この協議会と連携して活動するのが三豊のAI拠点「MAiZM(マイズム)」です!三豊市財田支所にオープンします!

 そして、この「MAiZM」に関わっていただくのは、AI・ディープラーニングの第一人者!東京大学の松尾豊教授なのです!
 松尾教授について詳しくはこちら! すごい方ですよ!

 ちなみに、ディープラーニングとは、例えば車の自動運転などに必要なコンピュータのための学習方法です。人間なら車道と歩道や、電柱と歩行者なんて簡単に見分けられますが、それをコンピューターがしようとすると膨大なデータと処理能力が必要で、それを学習させる方法がディープラーニングなのだそうですよ!

 協議会の発足会議後に、山下市長にお話を伺いました。
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山下市長「今、地方の自治体は様々な課題に直面しています。ですが、各自治体の抱える課題は、少子高齢化や見守りなど共通していることが多く、その解決のためにはAIが必ず役立つと考えています。まずは人材の育成が不可欠ですし、また、一つの自治体だけでなく今回7市町が共同で取り組むことで、ビッグデータの入手・活用など、より効率的に大きな成果が得やすくなると期待しています。」

 なるほど、どこも同じ課題を抱えていて、その解決にAIが役立ちそうなら、みんなで取り組もう!ということですね。

 さてさて、注目のAI拠点「MAiZM」ですが、4/14にオープニングイベントが行われます!

  日時:4月14日(日)13:00〜16:00
  場所:三豊市役所財田支所
  内容:小学高学年向けプログラミング教室
   ※4/10までにお申し込みが必要です。詳しくはこちらをご覧ください!

 今、世界中で人材の争奪戦が行われている状況なのだそうです。文部科学省でも来年度から小学校での「プログラミング教育」を全面実施します。この機会にお子様もAIの入口にふれてみませんか?

 あ、最後に!MAiZMの名前の由来ですが、松尾教授のM、そしてAI、さらに三豊のMでMAiZMなのだそうですよ!
 日本の未来を担うAI人材の育成と活用の拠点「MAiZM」これからが楽しみです!!

 ありがとうございました!
posted by ほんまモンリポーター at 18:18| Comment(0) | みとよのすごいモン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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