さくらです
瀬戸内国際芸術祭も盛り上がり、、たくさんの方でにぎわっている三豊市!
瀬戸内国際芸術祭2019秋会期は、来週末、11月4日(月・祝)まで!!!
三豊市では、船で15分の粟島が、アート展示の舞台となっています。
瀬戸内国際芸術祭に関わる粟島を取材し始めて、今回が3回目♬
〇瀬戸内国際芸術祭2013
〇瀬戸内国際芸術祭2016
毎回感じるのは、粟島の作品の一番の見どころは、
「粟島の島の人たちとのあたたかい関りを感じる作品が多い」ということ。
=>2019粟島アートの中でも、目玉とも言える作品
「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」
の地域の人たちとお交流ストーリーはこちら
=>海洋記念館に展示されているフランスの海洋調査船「TARA号」との関りはこちら
2019年に展示されている作品も、どれも、島の方たちとの交流の歴史と想いがあって生まれている作品です。
ですから、ただ「アート」として作品を見るのではなくて、出来れば、作品のストーリーをいっぱい感じながら、観て、楽しんでいただきたいなといつも思っています!!!
=>ということで、お勧めは「粟島子どもガイド(日曜開催)」紹介はこちら
そして、今回、粟島とご縁のあったベトナム人アーティストさんも、島への想いを込めた作品を制作してくださいました。
ベトナム人アーティスト ディン・Q・レさん
今回の芸術祭では、
〇古民家を飾る色とりどりのラグが並ぶ「この家の貴女に贈る花束」
〇瀬戸内xベトナムをイメージした新しい食「フォうどん」
〇「ナイト&デイ」
を制作しています。
ディン・Q・レさんに、今回の作品制作への想いを伺いました🎵
始めて瀬戸内の島を訪れたのは、15年前の直島です。
とても静かで自然豊かにきれいに残されている島が多いことに感銘を受けました。
ベトナムの海は、リゾート化されているところが多く、その景色との違いも感じました。
と同時に、今回の作品制作にあたり、事前に何度か粟島を訪れたときに感じたのは、「島にあるさみしさ」のようなものでした。きっと昔は、たくさんの人が歩き、子どもたちの声が響いていたのでは・・・。でも今は、元気ではありますが、年配の方が多く、空き家になっている家も多いなと感じました。
今回、作品を展示している家も、そうです。
お話を伺うと、作品を展示している家のご主人だった女性も、高齢のため、島を離れ、ケアホームに移ったと聞きました。
同時に、思い出したのは、私の母のことです。私の母も、米国に住んでいましたが、86歳になったときに、ベトナムに戻り、一緒に住むことになりました。
住み慣れた場所を離れ、環境を変えることは、とても勇気のいることだと思います。
そんな、人生の先輩でもある女性たちに、花束を贈る意味で、「この家の貴女に贈る花束」という作品を作ることにしました。
作品を制作した色とりどりのラグは、ベトナムの縫製工場から出る、たくさんの布製のゴミです。
現在、ベトナムは衣類産業が盛んで、きっと世界中に売られている服には、「ベトナム製」のものが増えているはずです。でも、Tシャツを1枚作るのに、15%程度の布がゴミとなっていました。
今、ベトナムでは、この端切れを使って、カラフルなラグを作り始める人たちがいます。
ですから、今回展示されてるラグは、ベトナムの女性たちが縫製したもの、そして、粟島に来てから、島のボランティアの皆さんにつなげてもらって、この室内の展示を完成させました。
瀬戸内とベトナムの融合です。
そして、食の部分でも、瀬戸内とベトナムの融合したものを考えました。
アート展示をしている会場の前では、「Pho Udonとベトナムコーヒー」が楽しめるお店も開いています。
=>「Pho Udonとベトナムコーヒー」についてはこちら
お話を伺い、一つのアート作品の中にも、ご自身の家族や故郷を大切にする想い、そして、縁あった粟島のことを大切に思う気持ちをたくさん感じ、嬉しい気持ちになりました!!
カラフルなラグが並ぶ、元気になる作品です♬
ぜひ、瀬戸内xベトナムを感じるアートと食を楽しみに、瀬戸内国際芸術祭2019開催中の粟島へ、足を運んでみてください!!!
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