こんにちは、ショウタロウです。
三豊の銘木を紹介するシリーズ。今回は高瀬町下麻の増原の楠です。
三豊市から善通寺市に抜ける県道24号線を走っていくと道の真ん中にポツン、と立っています。
「どうして道の真ん中に…」と思いますよね。こういう木ってだいたい「道路工事のときに切ろうとしたら、不慮の事故が起こって…」という怖い話が多い気がするのですが…あ、右の方に解説板があるようです!
高瀬町内の名所的なところにはだいたい推進隊でつくられた看板があってとても助かります。今回もあってよかった!
なるほど、なるほど、70年ぐらいまで前は、自治会場と庵、そして石仏があったそうで、この木はその守り木として地元の人に大切にされていたんですね。
それにしても石仏が移転したのが昭和20年頃、切り倒す話がでたのがそれから20年、30年後なのに残すことを切望されたとは…地元の皆様の思いが伝わってきますね。
道路に挟まれてはしまいましたが立派な姿ですね。
さて、私さきほどの解説を読んで、かつてあったという石仏が気になりました。解説によると「西数百メートルの場所に移された」とあるので探してみました。小一時間ほどうろうろ探してみて、見つけたのはこちらです。
真ん中に灯籠、両側に石仏?が祀られています。
こちらは石仏…でしょうか??
こちらは確かに石仏のようです。
かなり古いもののようですね。
結局、これらがかつて楠の下にあったものかどうかはわかりませんでしたが、風化具合からみてかなり昔からあったものであり、そして花が飾られていたことから今も大切にされてきたものであることはよくわかりました。また何かの機会に調べてみたいと思います。
今も地域の人々、そして道路を行き交う人の守り木なのでしょうね。ありがとうございます。
⬛増原の楠
場所:香川県三豊市高瀬町下麻(地図はこちら)
石仏のあった場所はこちら
ありがとうございました!
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