2020年11月19日

三豊ほんまもんゲストハウス探訪 「多喜屋」(仁尾町)

こんにちは、ひとみです🍀


インテリアコーディネーターである私がご案内する、三豊ほんまもんゲストハウス探訪。
今回ご紹介するのは、昨日ご紹介した『仁尾縁』第一弾としてオープンしたばかりの『多喜屋』です。



仁尾縁についての記事は こちら


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フロントとなっている表店の奥に多喜屋はあります。


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もともと、江戸時代は商家だったという立派な建物。
痛んだ部分も、元々の材料を生かしながら補修され、しっかりと当時のままの趣が残されています。



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玄関は昔仁尾にあった「松栄座」という映画館のドアを「写し」て作られた物。


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玄関に入ると。美しい和の設え迎えてくれます。
土間に敷かれているのは、元々外壁に使われていた海鼠壁を再利用した物。
壁は土。
素材ひとつひとつの表情にも趣があります。




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障子を開くと広がっているのがこの空間。
ゆったりしていながら、とても落ち着きます。


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ダイニングテーブルの上にある照明は、香川県にも縁の深いイサムノグチのもの。
こちらのゲストハウスで扱っている、家具や照明は購入することもできるそうです。




玄関の方を振り返ると、繊細な組み木が施された障子が。
少し折れてしまった所もそのままに綺麗に張り替えられて使われています。
その障子を照らすにもイサムノグチの AKARI



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キッチン


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キッチンは、立派な無垢の木のカウンター。
こちらのカウンターを初め、ゲストハウスには古民家を解体した際に、収集されてきたたくさんの立派な材が使われています。
菅組では、古木里庫という、環境保全目的に、解体時に廃棄されてきた木材や古建具を保管展示している場所があります。
今では入手困難な貴重な材にもう一度命を吹き込み利用しています。
素敵な取り組みですね。


それを実際に使ってみて体感できるのも良いですね。



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キッチンの後ろの建具を開くと冷蔵庫や食器が!
こちらも、空間をすっきりさせるのに使えそうなアイデア

ちなみに食器類も香川の作家さんのものを中心に揃えられており、
こちらを実際に使えるのも嬉しい


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奥には




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水回りがコンパクトにまとめられています。広々とした洗面カウンターに!


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両側にはお風呂とトイレ。

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2階へ。
2階は和室と、寝室の2部屋あります。




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小屋裏を利用した2階。建物を支えている立派な丸太梁
天井が低いのもとっても落ち着きます。
新しい畳が気持ちいい
のんびりゴロゴロしたくなっちゃいますね。




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こちらの床も、古民家から収集されたもの。




反対側に見えているのが寝室です。



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寝室はシックな濃紺の壁が、落ち着いていて、和の雰囲気にぴったり。
寝具にも拘られていて、
使われているのは香川県の特産である保多織です。
さらりとした肌感触がとても気持ちよく、
質の良い眠りにつけそうです。







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2階にもお手洗いがあります。



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至る所に、昔の職人さんの手をかけて作られた痕跡を感じられます。


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多喜屋魅力はなんといっても、古民家に泊まることができることではないでしょうか。
ただ泊まるのではなく暮らすように泊まる。


立派な建物ですが、建物の面積は31坪と今、人気のある、コンパクトな住宅サイズ。
実際に間取りも、生活をイメージできる暮らしやすい動線に配慮されていて、
実際に古民家に住んだらこんな感じなのかなと想像できそうです。


普段と違う、非日常な空間でありながら、
そこで日常の暮らしが送れるという贅沢。


古民家の良さを残しつつ快適な空間に生まれ変わっているのは、菅組の技術の高さもあってこそ。



仁尾の街を楽しみに
古民家で過ごす時間を楽しみに。
そして、実際にこれから住まいを考える方が
古民家を繕って暮らすという選択肢も増えて
縁が生まれていくと素敵ですね。


宿泊予約のない時は、古民家再生のモデルとして、施設見学も可能です。(予約制となります。)




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仁尾縁 NIO YOSUGA

多喜屋


住所:三豊市仁尾町仁尾丁312
電話:0875-24-8490

お問い合わせ・ご予約は仁尾縁公式ホームページより











posted by ほんまモンリポーター at 07:33| 香川 ☀| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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