2021年08月31日

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」会社編 vol.5 株式会社オギタヘムト その2

「ミトヨの生き方・働き方を知ってミヨ」会社編 vol.5
 株式会社オギタヘムト 

全国でもここだけ!と言ってもいい、タオル地のシャツを販売しているオギタヘムト。

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 〇過去の取材記事紹介はこちら
 〇三豊肌衣公式ホームページ:https://hadae.jp/


その縫製部分の中心となるのが、荻田縫製研究所です。

オギタヘムトが国内工場の拠点として、一度閉鎖した工場を再開したのが、2011年。
再開時に、縫製工場の技術的リーダーとして工場長の現場を任された岡村工場長に、お話を伺います!


株式会社 オギタヘムト
 荻田縫製研究所 工場長 岡村勝美さん

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工場の再稼働から10年、シャツ作りに向き合ってみていかがですか?

(岡村さん)
「工場再開から10年になりました。その間、スタッフが入れ替わることもあり、大変な時もありました。
私は、香川に来る前に、機械、建築、林業、土木など、いろいろな現場、物作りに関わってきました。
そして、縫製に関しても30年の経験がありますが、衣類を作るという仕事は技術系の仕事の中でも、一番難しい仕事だと感じています。少しずれただけで、全く違うものになってしまうので、高い技術が必要なんですね。
ですのでスタッフの適性を慎重に見て、それぞれの技術力を高めながら一緒に働いていけるように、取り組んでいますね。」


今、縫製に関わっているスタッフは何人いますか?

(岡村さん)
「縫製工場には37人います。そのうち、10名はベトナムからの技能実習生です。実習生たちは、3年の任期の後、試験に合格すると2年延長になるので、技術習得へ前向きな人も多く、とても優秀です。
他にも、地元の服飾科を卒業して入社してくれた人も数人いて、そのうち2名は今も続けてくれています。」


1枚のシャツを作るのは、どれくらい時間がかかるものなのですか?

(岡村さん)
1着のシャツを作るのにだいたい5,000秒くらいかかると言われています。2時間弱くらいでしょうか。この作業を、さらに一つ一つの行程にばらして分業しているので、実際はもう少し短い時間で完成しますが・・・、それでも1人当たり1日作れるシャツの枚数は、5枚くらいになります。シャツだけを作ることに特化すれば、1日1人8枚くらいまで生産量をあげることはできるのですが、オギタヘムトでは、シャツでもいろいろなデザインのものを作りますし、それ以外にもジャケットなどの生産にも取り組んでいますので、シャツだけで見ても、だいたい1日1人5枚が最大となります。」

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何気なく着ているシャツですが、シャツを1枚作るということが、本当に難しいお仕事なのだなということがわかりました。
その中でも、自社ブランドである「三豊肌衣」の生地は特別難しいのですよね?

(岡村さん)
三豊肌衣は、今治タオルの生地をシャツとして羽織れるように特別に作ってもらっている生地になります。タオル地っぽさも残っているので、素材を扱うのがとても難しいのです。繊細なので、作業も手袋をつけた手で扱ってもらっていますので暑いですし、本当に苦労しながら1枚ずつ作ってくれています。」

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(手袋をしてミシンを扱います。暑いし大変な作業です)

そんな苦労を重ねて作られているシャツだということがわかり、これからシャツをもっと大事にしようと思いました!!!
さて、「三豊肌衣」が始まって、5年くらいたち、販売や新しい取り組みも始まっていると聞いていますが、お聞かせください。

(岡村さん)
「今年は、『三豊肌衣』用のタオル生地を、徳島県の藍で染め、藍色のグラデーションデザインのシャツを作りました。これはクラウドファンディングで告知し、手ごたえがありました。さらに、四国内にある素材と連携して、四国にある素材とコラボレーションした商品を形にし、PRしていきたいと取り組んでいます。」

藍染で染めたグラデーションシャツはこちら♬
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 〇終了しているクラウドファンディングのページはこちら

香川の縫製技術、愛媛の今治タオル生地、徳島の藍染、高知の和紙や自然素材などを合わせて、四国発信の商品がまもなく完成しそうということです!
こちらも、完成したら、また告知があるそうなので、ご紹介できるのを楽しみにしています。

さて、縫製技術を習得していくことは大変と伺いましたが、これからの荻田縫製研究所での仕事に興味があるという方にアドバイスをお願いします。

(岡村さん)
「縫製に興味があれば、適性を見ながら、いろいろな技術を伝えることができます。3年くらいで一人前の仕事ができるようになってくれたら嬉しいですね。
でも、本当に覚えることも多いので、教えてもらったことだけをやるという姿勢では、難しいかもしれません。自分でもいろんな勉強をして、工場の中でもトップになるくらいの気持ちを持ってくれてもいいのかなと思います。
さらに、これからの時代、若い感性がもっと求められると思っています。なので、どんどん意見を出して、チャレンジしてほしいです! そんな中から、自分でデザインした服を、自分で形にできるチャンスが生まれてくるかもしれません!」


ありがとうございます!
縫製技術は一度身に着けたら、一生自分の財産になりそうですね!

成長していける縫製技術を働きながら覚えることができます。そして新しいチャレンジにも前向きな環境で、さらに三豊発の「三豊肌衣」が充実していく部分に関わっていくことができそうですね!




株式会社オギタヘムト

住所:三豊市豊中町笠田笠岡2303-1
電話:0875-62-6290

公式ホームページ:https://www.ogita-hemd.com/index.html





posted by ほんまモンリポーター at 07:36| 香川 ☀| Comment(0) | 番組紹介!! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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