2016年12月26日

ノーベル賞授賞式&晩餐会のお話し、伺いました🎵

さくらです

昨日のラジオ&ブログでご紹介した、
香川高等専門学校詫間キャンバス 
専攻科2年 天造研究室の春日貴章さん

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 ◎派遣が決まるまでのお話はこちら
 ◎研究のテーマときっかけのお話はこちら


今回は、スウェーデンへ向かわれ、
ノーベル賞授賞式&晩餐会に出席された際のお話を伺います!


出発前に心配だったことや準備したことは?

ドレスコードやテーブルマナーなど、
これまで考えたことのなかったことが、大丈夫かな?と思いました。

ビジネスカジュアル = 普段着
ビジネス   = スーツ
カクテル   = ダークスーツ
ホワイトタイ = タキシード、または伝統衣装

ホワイトタイが、特に心配でしたが、
いろいろな人のアドバイスをいただきながら、
今回は、伝統衣装の紋付袴を選び、
現地では、自分でYOU TUBEを見ながら、着付けをしました。

現地では袴は皆さんに喜んでいただき、
いろいろな質問をされたのですが、
日本の衣装の意味、歴史やしきたりを知らなかったので、
簡単な説明しかできなかったことが残念でした。


現地滞在中は、どのように過ごされたのですが?

毎日、さまざまなプログラムが盛り込まれていました。

最初に、現地の高校生に向けて、自分の研究を発表しました。

4日目には、スウェーデンの日本大使館主催の、
日本人向けのパーティーがありました。
今回、日本人でノーベル生理学・医学賞を受賞された
大隅良典先生も出席されていたので、
少しですがお話をさせていただきました。

6日目が、ノーベル賞授賞式と晩餐会でした。
スウェーデンの国王をはじめ王室の方や、
世界中から集まっている研究者の方などが揃う会場は、
特別な雰囲気がありました。

食事は、3品が出るのですが、
まずは、国王が手を付け、そこから少しずつ周りの席の人に、
波のように広がっていくので、この3品だけでも
4時間以上の時間がかかる厳かなものでした。


日本に帰国した今、思うこと、いろいろとお聞かせください。

まずは、ノーベル賞を受賞された大隅先生から、
『若いうちに研究をする仲間を見つけておきなさい』
というような言葉をいただきました。

また、今回、僕は23歳で出席しましたが、
ほかの国から来ていた学生や、現地でコーディネーターをしてくれた人は、
みんな、僕より年下でした。
みんな、しっかりと研究をはじめ、続けて、世界に出て行っています。
若手の研究者として、国際的な場でも自信をもって発表していて、
その姿に刺激を受けました。

これから、大阪大学大学院に進学し、
原子力とは違う分野の研究を続ける予定です。

これまで、僕には大きな目標がありませんでした。
なかったからこそ、目の前のことに最善を尽くしてきました。
そして、今回のプログラムも目の前に来たチャンスとして挑戦をしました。

悩んでいても仕方ないので、これからも常にベストを尽くし、
いいものを作り出していけるように進んでいきたいと、
今回の経験も、改めて感じました!



3回にわたる春日さんのお話、とても引き込まれました!
若い研究者たちが自信をもって発表している姿に刺激を受けたと
話されていましたが、春日さんも、これまでの経験を重ね、
とても、しっかりインタビューにお話しくださいました。

また、これからがとても楽しみな研究者が、
三豊から育っていきそうで、こころからわくわくする
インタビューでした♬

これからも、応援しています!!!



posted by ほんまモンリポーター at 10:12| Comment(0) | モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月24日

ノーベル賞授賞式に出席された春日さん インタビュー1 〜出発編〜

さくらです

昨日のラジオ&ブログでご紹介した、
香川高等専門学校詫間キャンバス 
専攻科2年 天造研究室の春日貴章さん

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さてさて、ノーベル賞授賞式や晩餐会にご縁があるなんて、
どんな経緯があったのか、まずはそこからたっぷり伺いました♪

今回、春日さんは、「ストックホルム国際青年科学セミナー」と
同時期に開催されるノーベル賞授賞式や晩餐会に、
国際科学技術財団の選定のもと、
日本人代表の2名のうちのお一人として派遣をされました。


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どうして、派遣されたのですか?

毎年、18歳〜24歳の学生が応募の対象となる
国際科学技術財団のスウェーデンへの派遣事業があります。

2年くらい前から、その制度は聞いたことがありましたが、
きちんとした情報として耳にしたのは、今年の夏でした。
締め切りまでの1カ月で、これまでの研究の論文やTOEICの準備を整えました。
まずは、自分が応募してみることで、
どのような結果になっても、これからの後輩たちのためにもなればという、
気持ちで応募に挑戦しました。

その後、9月下旬、夏休み後半の海外インターンシップから戻ってきた時に
家に届いていたのが、薄い1枚の小さな封筒でした。
あまりの薄さに、家族も落ちたと思ったそうですが・・・、
なんと、これが合格の通知でした。


これに合格するには、どんな試験を受けましたか?

応募の基準は、18歳〜24歳と、だれでもと間口は開かれていますが、
選考の基準になるものが、
・これまでの研究の論文
・TOEIC700点以上
・英語での討論ができると認められるもの
という基準があります。

書類選考に合格した後には、東京での日本語と英語の面接がありました。


英語は得意だったのですか?

もともと、英語は中学校時代から、一番苦手な科目でした。
香川高専詫間キャンパスに入学した後もずっと苦手でしたが、
3年生の時、先輩たちがどんどん英語で海外へ出て、
論文を発表したりするのを見て、かっこいいなと思いました。

そこから、英語の苦手意識をなくすためにも、
楽しんでやる環境に身を置いてやってみようと決めました!

まずは、学校を休学して、1年、スロベニアに
インターンシップとして企業に受け入れしてもらい、
英語で仕事をする環境に身を置きました。

学校に戻ってからも、ジェイソン先生という英語だけで
指導してくれる先生の元へ通ったりを続けました。

そして、2014年には、台湾とアメリカと、
2回、海外での論文発表する機会も作っていきました。

今は、英語への苦手意識もだいぶ少なくなり、
昔と比べてできるようになったと感じられるようになりました。


合格通知が届いたのは、9月下旬。
実際の派遣まで、約2カ月、
学校の生活もこなしながら、準備を重ね、
12月6日〜12日、スウェーデンへ行ってきました!


さて、次のブログでは、春日さんの研究テーマについて、
ご紹介します!

お楽しみに♪





posted by ほんまモンリポーター at 09:02| Comment(0) | モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月18日

『元気だし』について、じっくりご紹介♪

さくらです

先日、ご紹介した『元気だし』

11月1日から販売になりました!

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この『元気だし』、どのようにできたのものなのでしょうか!?

有限会社たなかの田中達也さんに伺いました♪
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この『元気だし』がうまれたきっかけは、
三豊市仁尾町の仁尾小学校の学校給食から始まりました。

2012年に仁尾町学校の校長先生が、児童の欠席数が多いことが気になり、
子どもたちを元気にすることはできないかと考え、
「給食の改善」として、できることを考えました。

そして、仁尾小学校の給食では、調味料の分量を減らし、
「天然粉末だし」を調味料かわりに取り入れるようにしました。

材料としては、
・三豊産のいりこ
・国産乾燥しいたけ
・国産あご
・国産昆布
この4種類を調合しているわけなのですが、
仁尾町学校の栄養教諭、当時の給食委員の児童が意見を出し合い、
子どもでも食べやすい味加減になるように、何度も調整を重ねました。

名前も、子どもたちと相談し、
「元気だして〜」という思いも込めて、
『元気だし』となりました!

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給食改善と同時に生活改善にもとりくんだ仁尾小学校では、
健康的な子どもの平均体温36.5度に、
実施前に達していたのは24%でしたが、実施後は88%に改善され、
欠席児童が減り、生活習慣病の改善、学力の向上など、
多くの結果が生まれました。

そして、平成26年度、学校給食実施優良校として、
文部大臣表彰を受賞しました。


その後、この『元気だし』の噂を聞いて、小学校に問い合わせがありましたが、
「どこにもない?!」、そして「どこかで買えるといいね!」を
形にするために、商品化へ向けて手をあげました。
2015年に「かがわ農林漁業成長産業化チャレンジコンペ2015」に入賞し、
1年かけて、商品化となりました。

大変だったのは、最近の「あごだし」ブームもあって、
原材料が高騰したことにより、材料の確保が大変になりました。
また、学校給食で使っていた時よりも、
粉末を細かく仕上げることになりました。

だしを取った後の素材を捨てることなく、
素材のミネラル分をすべて取り込んでもらえるのもオススメです。



健康と美味しいものに目がないという方、
是非、手に入れたいと思っているはず!!!



現在、手に入れることができるのは、
☆直接、(有)たなかへお越しください

有限会社たなか
住 所:三豊市詫間町詫間3913-1
電 話:0875-83-2264
FAX :0875-83-7025
公式HP:http://genkidashi.com/
 *公式HPよりご購入ください
 *お電話いただければ、配送をいたします

<<お取り扱いのお店>>
☆三豊市山本町 カシアボニータ
☆三豊市詫間町 KITAKEN DEMI 1/2


posted by ほんまモンリポーター at 01:00| Comment(0) | モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月16日

今日は金曜日♪ 週刊みとよほんまモンRadio!を聞いて、元気だして〜♪


今日は金曜日♪ 午前11時55分から
週刊みとよほんまモンRadio!の日ですよ!!!


今日ご紹介するほんまモンは・・・

11月1日発売開始の『元気だし』

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なんだなんだ・・・!?
これは!



実は、地元の学校給食から生まれた、純国産天然素材の調味料なんです!!!

そんなうまみがギュッと詰まった『元気だし』
「元気だして!」の取り組みが、
一般の方にも手にしてもらえる形が整いました♪

ご紹介いただくのは、有限会社たなかの
田中達也さん & 田中純子さん ご夫妻です♡
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さ、今日はお昼のラジオを聞いて、「元気だしてこ〜!」

すぐに『元気だし』が欲しくなった方は、こちらから!

有限会社たなか
住 所:三豊市詫間町詫間3913-1
電 話:0875-83-2264
FAX :0875-83-7025
公式HP:http://genkidashi.com/

明日のブログで、詳しくご紹介します!
posted by ほんまモンリポーター at 09:10| Comment(0) | モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月11日

第8回 三豊市ものづくり大賞 応募者募集!

空気がきゅっと冷たく感じられてきて、
おうちでゆっくり、好きなことに取り組むのも楽しくなる季節です♪


三豊市では、毎年、「ものづくり大賞」を募集し、
市内で頑張っている企業をサポートしています。

第8回 三豊市ものづくり大賞 応募者募集!hand.jpg

三豊市内に本社、または事業所を有する中小企業、
または、三豊市内に在住する方からの応募が条件となっております。

今回は、8回目となる三豊市ものづくり大賞。
 ◎過去の受賞一覧はこちら

毎回、時代に合わせて新しく作られたものたちが受賞し、
その後、三豊市のHPなどでもPRされています。
ものづくりというと、機械的なものがイメージされやすいかもしれませんが、
三豊市では、食品やサービス品にあたるようなものも、表彰の対象となっています。

現在募集中の三豊市ものづくり大賞は、12月22日(水)が締め切りとなり、
来年2月頃、発表と表彰が行われます。

詳しい募集要項や応募書類はこちらをご覧ください♪

posted by ほんまモンリポーター at 11:45| Comment(0) | モノづくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする