2020年01月13日

みかんシーズン到来! @三豊市仁尾町の曽根果樹園

 こんにちは、ショウタロウです。

 冬もこれからが本番ですが、寒くなってくると美味しくなってくるのが

みかん

ですよね。仁尾町の曽根果樹園さんにお邪魔してきましたよ。
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 今、旬を迎えている品種が早生の「宮川」です。IMG_4735.JPG
 つやつやピカピカのミカンたちですね。

 袋入も販売されていました。
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 あ、試食のみかんがあります。いただいてみましょう!

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 剥いてみて感じたのが…「皮が薄い!」「筋がほとんどない!」でした。
 さて、お味は…パクっと…
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 う〜ん、うまい!さすが全国的な代表品種ですね(参考:農水省HP)。このページにも書いてありますが、樹上でしっかり熟させると濃厚な美味しさになるそうですが、曽根果樹園さんはさらに加えて酵素を使った土作りで、今年のみかんもとっても美味しく仕上がっていますよ!

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 あ、みかんは小粒が美味しいとよく言われますが、大きくても小さくても味の違いはほとんどありませんでした。
 曽根果樹園の克子さん(かっちゃん)にお伺いしたところ、最近の若い人は小粒を好む傾向があるそうです。食べきりやすいですしね。

 さて、シーズン本番に入り、これから様々な品種が熟してきます!
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 これからは「石地」、「袋掛け」、「ミックス」、「はるみ」といろんなミカンが楽しめますね〜特に最近はその時々の旬のみかんを何種類がいれたミックスが人気だそうです!

 お邪魔した時に販売されていた宮川以外に下のみかんもいただいてみました。赤いみかんはもうシーズンが終わりましたが、小原紅早生です。
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 食べてみたところ、「小原紅早生」見た目が鮮やかで酸味が特徴的、「西南のひかり」全体的にさっぱりした味わい、「かがやき」食べた時に鼻に抜ける香りがとてもよい、という感じでした。これは楽しいですね〜ミックスは2月中旬からの販売です。

 かっちゃんに伺ったところ、「どのみかんも個性があるからね、どれが一番というよりその時々の旬のみかんを味わうのがええんとちゃうかな」、「うちのみかんは当たりか、大当たりの違いはあるけど、ハズレはないよ〜(笑)」とのとこでした。うん、たしかにどれも美味しかったです(^^)

 三豊の特産品の一つであるみかん、みなさんもぜひいろんな味わいを楽しんでみてくださいね。
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(お店の看板猫の一人、こさめちゃん)

⬛曽根果樹園
住所 香川県三豊市仁尾町仁尾甲465-2(地図はこちら
電話  0875-82-3039
営業時間 8:00〜18:00
定休日 不定休
駐車場 5台
公式 FaceBookはこちら 

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2019年12月22日

地元の醤油屋さん復活!安藤醤油醸造場

 こんにちは、ショウタロウです。

 私達の食生活やさぬきうどんにもかかせないものの一つに「醤油」がありますよね。

 香川県内には小豆島も含めて30〜40軒のお醤油屋さんがあるそうですが(人口10万人あたりの醤油蔵数では全国2位だそうです)、地元のお醤油さんが12/15にリニューアルオープンしたとのことで早速いってきましたよ。

 場所は詫間町の県道から1本入った通り沿いです(地図はこちら)。地元の方には「大麻精肉店と郷の宿陶山の間の道」というと少しわかりやすいでしょうか??

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 (右手がお店。道の向かいに駐車場があります)

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 素敵な雰囲気が漂っていますね。お邪魔しま〜す!

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 お店の中には醤油などがずらり。

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 醤油はこいくち、うすくち、うすくちだしの3種。
こちらは試食?試飲?できますよ!

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 贈答用もあります。おしゃれな瓶ですね〜

IMG_4366.JPG  お醤油を使った「つくだに」も販売されています。

 店主の安藤尚記(なおき)さんにお話を伺いました。
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(安藤さん。後ろの「笑った分だけしあわせに」がぴったりの笑顔ですね)

ショ「ここはなんどか通ったことがあったんですが、醤油屋さんとは気づきませんでした。ずっと営業されていたんですか?」

安藤さん「醤油は明治22年に始まって祖父の時代までは主力の家業だったんですが、最近は給食業をメインにして醤油はほそぼそと続けていたんです。それでもご贔屓にしてくださる方やお店もあって、地域への恩返しの意味も込めてリニューアルオープンしました。」

ショ「そうだったんですね。あっ?ちなみにお手にされているのはなんですか??」

安藤さん「あ、こちらは『醤油プリン』なんです。なにか私の店の特徴になるものを作りたくて試行錯誤して作ってみました!」

 おおっ、そうでしたか!それでは、いただいてみましょう!
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ショ「いただきま〜す!」

 お、これは…いいですね!
 ふんわりとした醤油の香り、甘さ控えめでとろんとした舌ざわり。写真を取り忘れましたが、瓶の底のカラメルソースもあえてさらっと作られていて、上品なデザートに仕上がっていますよ!

安藤さん「ありがとうございます!試行錯誤に1年ほどかけて作ったんです。嬉しいです!」

 いやあ醤油屋さんでプリンとは思いませんでしたが、とっても美味しかったです(^^)

 ちなみに、今はリニューアルオープン記念ということで、来店者には100mlのお醤油がプレゼントされますよ(1月末まで)。
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(プレゼントのお醤油。ちなみにこちらのイラストも昔のお店と関わりのある絵だそうですよ)

 私、お土産に「つくだに」を買って帰り、早速晩ごはんにいただきました。
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 いただきま〜す!

 あっ、昆布がすごくやわらかい!
 それによくある味の濃い(塩味&甘み)タイプではなく、あっさりした味付けでいいですね〜ご飯たくさんいけちゃいそうです。

 実は今回、約束もなくお邪魔したのですが、安藤さん、お店の方も大歓迎してくださって、復活に向けて頑張っていらっしゃることをとても感じました。みなさま、ぜひ一度お店にもお出かけになってみてください!

⬛安藤醤油醸造場
 住所:香川県三豊市詫間町詫間1335-1(地図はこちら) 
 営業時間:10:00〜18:00
 電話:050-3740-5631
 定休日:水曜日 ※お盆・年末年始はお休みです。

ありがとうございました!
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2019年11月12日

秋のお茶、いかがですか?秋平番茶

 こんにちは、ショウタロウです。

 三豊市の特産品の一つといえば、高瀬茶ですね。高瀬町は香川県内で一番の茶処です。
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(高瀬茶業組合)

 お茶は摘んだ季節の順に一番茶(新茶)、二番茶、三番茶…と呼ばれるのが一般的ですが、今高瀬茶業組合では「秋平番茶」が販売中です!
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 お、なんだか「葉っぱそのまま」という感じですね。

 茶業組合の荒木さんにお話を伺ったところ…
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(荒木さん。写真は今年の夏に撮影したものです)

荒木さん「秋平番茶は、秋のお茶の葉を摘んで、蒸すなど熱を加えたりせず、また揉まずにそのまま乾燥させたものなんですよ」

 とのことでした。なるほど、作り方が全く違うのですね。秋平番茶の「平」というのは葉っぱが平たいからなのでしょうね。

 さて、私、それほどお茶に詳しくはないのですが、番茶っていうと「茶色いお茶」というイメージがあったので、ちょっと調べてみました。

「番茶」って地方によって様々なタイプがあるようです。代表的なものは…

京番茶:葉をそのまま蒸し、揉まずに乾燥後、炒る。焙じ茶タイプ。
美作(みまさか)番茶(日干(にっかん)番茶):枝ごと刈り取った茶葉を蒸すように煮る。その後、むしろに広げて、時々煮汁をかけながら天日干しで乾燥させる。わすがに醗酵している。
阿波晩茶:枝ごと刈り取った茶葉を釜でゆで、揉んで桶に漬け込み、乳酸菌発酵させる。その後天日干しにて乾燥させる。発酵茶。

 ちなみに、三豊市の茶粥などで使われる「碁石茶」は阿波晩茶に近いものですが、摘んだ葉を蒸した後、カビ付けしてから漬け込み、裁断して乾燥させる、といった違いがあるようです。

 三豊の秋平番茶っていずれとも違うタイプですね。実は特徴あるお茶なのではないでしょうか!?

 さてさて、解説が長くなってしまいましたが、早速「秋平番茶」いただいてみましょう!
 茶葉は揉んでいないために重さの割に「かさ」があるのでたっぷり使いましょう。
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 急須に入れるときは手で少し砕いてあげるといいと思います。
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 熱いお湯でしっかり淹れると…
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 山吹色のお茶になりました、いただきま〜す!

 うん、さっぱりした味わいですね。いわゆる緑茶とは違った味わいです。私、実はカフェインに弱いのですが、これは飲みやすいですね〜

荒木さん「秋平番茶はカフェイン、タンニンが少なくてあっさりした味わいが特徴ですよ」

 そうなのですね。調べてみたら秋のお茶は抗菌作用のあるカテキンも多いとか。
 製造工程も簡単なため値段もリーズナブル(上の写真は200g入で360円)ですから、まだ飲んだことがない方はぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか??高瀬茶業組合や、道の駅「たからだの里さいた」、また高松市の道の駅「源平の里むれ」で購入できるそうですよ!

⬛高瀬茶業組合:うどん県のお茶屋
住所:香川県三豊市高瀬町佐股甲2476
TEL:0875-74-6011
営業時間:11月〜3月/8:30〜17:30、4月〜10月/8:00〜17:00
定休日:休/日曜日・祝日(製茶期間中は無休)

 お茶の花も咲いていました。
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 お茶畑では本当は花は咲かせないようにするのだそうですが、需要の減少、後継者不足などでなかなか手が回らないのが現状のようです。地域で少しでも特産品を支えていきたいですね。

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2019年10月21日

生地うまし!鉄板王のたこ焼き!

 こんにちは、ショウタロウです。

 今年の春、豊中町・比地大にオープンしたお好み焼き・たこ焼きなどのお店「鉄板王」
 オープン時に「香川焼き」なるものを取材させていただきましたが(「こんもり&ふわっ!「香川焼き」のお店がオープン!」)、今回はたこ焼きをいただいてきました!

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 こちらがお店です。かつて「タコ一」さんがあった場所ですね。

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 壁にメニューが書いてあるのは読みやすいですね。ちなみに、消費増税で今は壁の値段よりも少し上がっています。
 あと、「お好み鯛焼き」は現在お休み中です。これもいつかいただきたい!

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 ソフトクリームなど甘いものもありますよ!

 さてさて、お目当てのたこ焼き(8個入、390円)がやってきました!
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 お〜っ、きれいに整列しています。みんなまん丸でぷっくりとはりがありますね。きれい&美味しそう!ちなみにマヨネーズなしも選べますよ。

 さてさて、さっそくいただきましょう〜
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 ぱくっ、と!

 お、ふんわりやわらかくて…生地の味がしっかりしていて…おいしい!!
 ひとつ、解剖(?)してみると…
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 なるほど〜たこやきの中にほどよい空間があってこれがふんわりしたやわらかさを出しているんですね。
 それにしても、生地がいいですね〜その秘密を店主の安藤さんにきいてみましょう!
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 (安藤さん、今年の春撮影)

安藤さん「うちのたこ焼きはベースが大阪のだしたこ焼きなんです。ただ、何度も試食してもらった結果、大阪のものそのままだと香川の人にはちょっと物足りないこともあるらしくて、生地にキャベツを入れたり、ソースはオリジナルの味付けにしたりと色々工夫もしています。」

 とのことでした。なるほどなるほど、そうでしたか、決め手は「だし」ですね!いやあ、おいしかったです。ありがとうございました!

 今度は「極太フライドポテト」かな?「お好みた鯛焼き」の復活も待ち遠しいです!
 安藤さん、よろしくお願いいたします、ありがとうございました!

⬛鉄板王
 住所:香川県三豊市豊中町比地大2667-2(地図はこちら
 営業時間:11:00〜生地がなくなるまで
 定休日:月曜日
 電話:090-7145-5874
  ※お一人で営業されているため、接客中などはでられないこともあるそうです。ご承知おきください。

ありがとうございました!

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2019年10月13日

ハロウィーンもお茶菓子で!?

 こんにちは、ショウタロウです。

 ようやく涼しくなってきてほっと一息ですね。秋の気配が感じられる中、「秋のお茶(秋平番茶)はどうなっているかな」と高瀬町の「高瀬の茶の木」さんにお邪魔しました。
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 この看板が目印です。失礼ながら…最初「高瀬のお茶の宣伝看板」かと思っていました。すみません!

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 お店に入って、店主の森さんにお話を聞くと…
「そうですね。秋平番茶はもう少し先ですね」
 とのこと。10月下旬くらいからだそうです。残念!

 あ、でも店先にかわいいお菓子を見つけましたよ。
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 香川の特産、讃岐和三盆を使った干菓子です。季節感あふれるデザインですね。「なんの絵かな?」と眺めながらいただくのも楽しそうです。

 こちらは…ハロウィーンですね!
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 可愛いバッケージのハロウィンセットもありました。
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 これなら「トリック・オア・トリート」とやってきた子どもたちより喜んでくれそうです。

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 猫好き(私もなのですが)にはたまりません…肉球(足の裏)や鈴の絵までありますよ。

 他にもいろいろなお菓子がありました。こちらが一番人気のお菓子だそうです。
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 季節の花々を描いたお煎餅など…
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 お茶の取材に伺って、思わず季節感たっぷりの和菓子の世界に出会えました!
 日本ならではの自然・季節が溶け込んだ文化を目でも味わえましたよ。

 この秋、お茶屋さんにお菓子を買いに行ってみませんか?
 (売り切りだそうですので、ご興味ある方はぜひお早めに!)

■高瀬の茶の木
 住所:香川県三豊市高瀬町上高瀬1454−3(地図はこちら
 営業時間:9:00〜18:00
 定休日:月曜日
 電話:0875-72-6260

 ありがとうございました!


posted by ほんまモンリポーター at 01:00| Comment(0) | おいしいもん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする