こんにちは、ショウタロウです。
先日、三豊市の粟島、志々島を含めた瀬戸内海の島で環境について学ぶことをテーマとしたツアーを作っていくためのモニターツアーに参加させていただきましたのでご紹介させていただきます。
このツアーは、瀬戸大橋を管理する本州四国連絡高速道路株式会社が環境省の補助を受けて検討しているものです。
大まかな行程としては、
与島で瀬戸大橋の塔頂体験
→ 船で粟島に移動。ビーチクリーン、ビーチコーミング、城山登山、海洋記念館見学、水グラスづくり、ワルリ画アート見学、ル・ポール粟島宿泊
→ 志々島で大楠見学、天空の花畑見学
と1泊2日で盛りだくさんの内容でした。今回は旅行会社の方々に加え、実際に高校で教鞭をとられている先生方もご参加されました。
与島にて。瀬戸大橋の頂上からの眺めは絶景でした。ここから船で粟島に移動しました。
改めて来継ぎましたが、瀬戸内海って横に移動するルートがないのですね。
粟島到着です。香川で海ゴミ対策、普及啓発といえばこちらの方、NPO法人アーキペラゴの森田副理事長から海ゴミについて教えていただきました。
西浜にてビーチクリーン活動。ゴミの多さ、多様さに驚きつつも楽しく拾いました!
実際に拾ってみて、気づいたことを発表。
清掃に続いて行ったビーチコーミングで拾ったシーグラスを使い、粟島の佐藤さんに水グラスづくりを体験させていただきました。
ル・ポール粟島に宿泊した翌日は城山頂上で日の出を見ましたよ☼日本初の国立公園となった多島海の美しさを感じました。
ル・ポール粟島の平木支配人から海洋記念館のご説明。粟島の歴史・文化をわかりやすく解説してくださいました。
ワルリ画「言葉としての洞窟壁画と、鯨が酸素に生まれ変わる物語」を見学。環境との関わりも深いアート作品です。みなさま感激されていました!
志々島に渡って、くすくすさんでランチ。志々島ならではの茶粥です!地元ならではの食って嬉しいですね。
続いて大楠を見学。こんなに立派な木が小さな島にあるとは…これにもみなさまびっくり!
天空の花畑でも感嘆の声が上がりました😊
モニターツアーということもあって、まさにてんこ盛りの1泊2日でした。
両日ともに地元にお住まいの佐藤さん、北野さん、山地さんとも質疑応答・意見交換。地元に住まわれているからこそのお話はとても内容の濃いものとなりました。
粟島の佐藤さんと懇談。
志々島の山地さん(左)と北野さん(右)
最後はグループ討議をして発表。
先生方、そして旅行会社の方々から、実際に学校向けのツアーとして開催する場合の課題などが発表されました。
コロナ禍で旅行についてはまだまだ先が見通せない状況ですが、その一方で海ゴミ、地球温暖化などの環境問題は進行しつつあるのが実情です。旅行を楽しむことが未来についても学ぶそんなツアーが三豊で開催されるようになったら素敵ですね。
■瀬戸内島旅活性化研究会についてはこちら